X4廃車


題名 :X4廃車 日付 :1998年9月30日 時間 :23:50 被験者:YAMA&友人F 天候 :小雨 場所 :千葉県習志野市藤崎 乗車種:X4 被害 :マフラー一式、スイングアーム、リアサス、フレーム等、     廃車レベル 内容 :  私は東南アジアからかえってきてさらにバイクに愛情を注ぐよう になっていた。1300ccものエンジンをデリケートにコントロ ールしたときの感触は今でも忘れられない。  あの日、あんな事故が起ころうとは…  その日、私は友人Fと近所の幕張メッセまで散歩に出かけること になった。夜の幕張は人気がなくとても落ち着く私たちの語り場だっ た。いつもバイクでいっている。  しっかり暖気をした。そして静かにマシンを走らせた。  近所で右折車の渋滞待ちをしていた。そこは片側が一車線の普通 の道。X4ですり抜けするには狭すぎるといった所。私は急ぐ必要 もないので最終位置でブレーキランプをちかちかやっていた。  停止してから何秒たったのだろうか。何かタンデムのFに話し掛 けようとした瞬間だった。 「キキ!」  うしろ!?しかも近い!そう思ったと同時にX4は天を仰いでい た。そして縁石に乗り上げジャンプ。一ひねり加えながらフロント から歩道に突っ込んだ。  幸い私は冷静にマシンをそっちがわにコントロールし、地面に転 倒する前に降りることができた。急いでFに声をかける。奇跡だ。 かすり傷一つおっていない。  突っ込んできたドライバーに文句を言いまくってしまった。  相手の車はフロント陥没、ステアリングシャフトが折れている。 すぐにFに警察を呼んでもらいレッカーなどを手配していただいた。  この時私はX4の傷が廃車になるほどのものだとは気がついてい なかった。  「相手からお金をもらって社外パーツで直せばもうかるな。」 こんなものだった。  相手はお酒を飲んでいるようだ。それに任意保険に加入していな いらしい。  相手に全額はらっていただくしかない。この日はそこで別れ、私 はX4を自宅まで押して帰った。  バイク屋に連絡。週明けに引き上げにきてくれるとのこと。引き 上げの前に日にデジカメでとった写真をもってバイク屋にいった。 「あ〜これたぶんもうだめだよ…ぜったいフレームいってる。直し ても真っ直ぐ走らないよ。直したら新車が買える。」  私はここでようやく事の重大さに気がいた。  そう、もうあのX4には乗れないのである。 ショックだった。前進に鳥肌がたった。そして社外パーツを選んで いた私に腹が立った。  その日は眠れなかった。  翌日、割と落ち着いた。万が一のため明るいうちに記念撮影をし た。バイク屋さんに試乗してもらった。何とか走りはする。 「だめだね。廃車してほかのを買ったほうがいいよ。」 覚悟はできていた。  こうして私のX4は軽トラックの後ろに乗って引き取られていっ た。 廃車日 1998年10月5日 購入日は1997年10月5日  たった1年だった。最後に写真を撮っているといろんな思いでが 思い出される。初めてのツーリング。耐寒ツーリングで財布を盗ま れたこと…。女の子を乗せたこともあった。そして初夏の海。  メーターは10304kmを指していた。でも15000キロは しっているのはこいつと私だけの秘密だ。  私にとってバイクは相棒だったのか。この時に気がついた。 次のバイクは大切にしよう。そう心に誓った。 そしてその日に新しいバイクの購入を決定した。X4を買うときに 迷ったバイク。こいつ以外は気にならなかった。 ニューマシン。VTR1000Fフルパワー。 教訓 : 1.やっぱり事故って笑えない(^^;。 2.バイクを大切に! 3.センチメンタル調でもいける!
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