バイク泥は死刑でいいですか?


題名 :バイク泥は死刑でいいですか? 日付 :1999/07/17 時間 :深夜〜朝 被験者:YAMA 天候 :快晴 場所 :アパートの駐輪場 乗車種:ホンダ VTR1000F EURプルパワー 被害 :100万近くのバイク     ローン残り38万、やる気、その他 内容 :  7月の中旬。それは学生たちにとって地獄である。そうテストだ。 特に大学3年ともなるとのどから手が出るほど単位がほしい。その ため1、2年で遊んでいたやつも結構勉強する。私もその一人だ。 さらにこのころになるとなぜかコンパが多くなる。なぜだ?  金曜コンパを取り決め浮かれてた私は、同じ金曜にデータベース とLANというとんでもなく過酷なテストに見舞われ異常なハイテ ンションとともに前日を迎えていた。普段からちょっと欠席ぎみな 私は(っていうかかなり)「出席してないけどテストでいい点を取 って先生をびびらせる作戦」を展開した。よって前日は徹夜である。  これが一番の原因だったのかもしれない。  徹夜で妙にハイテンションだった私はSQLもCDMA1も完全 にマスターし、試験に臨んだ。楽勝だった。特にLANについては 授業に3回しか行ってないのに救済措置が出るぐらいできた。そし てテストも終わりホットした私は部屋に戻ってコンパまで寝ること にした。とにかく気が抜けて眠すぎた。校門で暖気中もウトウトと 記憶があまり無い。  半分居眠り運転でアパートに戻ってきたときすでに限界を超えて いた。バイクをいつもの場所に止め、ハンドルロックをしたまでは いいがカバーとU字ロックをすることは睡魔が許してはくれなかっ た。  このときこのバイクに見限られたのかもしれない。  十分な睡眠を終えた私はコンパへと出かけた。しかもハイエース で…。酔っ払っても車の中で眠れるからだ。  その日は深夜アパートに帰ってきてそのまま部屋に帰った。  そして事件が起きた。  バイトに行くためヘルメットを持ち、部活特製のライディングジャ ケットをはおり駐輪場へ行く。  「ん?バイクがないな…。なんでだろ…。」  「学校か?…昨日何で帰ってきたっけ?」 しばらく考えたが昨日の帰りは眠くて覚えていない。  「バイクが学校にあるってことはこのヘルメットも学校だよな…」 やむを得ない状態でバイクを学校に置いていくときは部室にヘルメッ トを置いていた。  「…え?まさか…。まじ?」 これってもしかしてぬすまれたってやつかな?とかあまり状況が把 握できないままとりあえず管理人さんに聞いてみることにした。管 理人さんは非常にいい人で、気さくに話し掛けてくれる。息子さん がバイクに乗っていたらしく、バイクの話もよく聞いてくれるいい おばさんだ。  「俺のバイク知りませんか?」  「え?ないの?」 とりあえず現場に行き、すぐ警察に行ったほうがいいということに なり、私は警察に行くことになりました。幸い書類は部屋に置いて あったため、その書類をもって近くの交番に行きました。このとき もぬすまれたことは実感できなくて、どっかに置き忘れたかな、ぐ らいの気持ちでした。  「バイク取られちゃったみたいなんですけど?」  「とられたみたいって?」  「いや、取られました」  「どこで?」  「アパートです」  「どんなバイク?」  「1000ccのスーパースポーツです。」  「え?」  そんな感じでした。警察の方は原付ぐらいだと思ったらしく、そ の後書類を作成してくれました。しかも値段の高さにびっくりして いたようです。  話では警察は盗難車にかんしてあまり熱心ではないと聞いていま したがその警官はとても熱心に対応してくれました。現場検証でも 細かく測定や残された手がかりを探そうとしてくれました。  でも何もありません。タイヤの後すら残っていませんでした。 隣のネイキッド等に手を出してないところを見るとプロのような気 配があります。  そんなことでVTRは私の前から去っていきました。俺は結構き にいってたのにな。むこうはそうでもなかったのか?  そんなことを思いつつとりあえずバイトに遅刻していきました。 バイトにバイクで行っていたのでみんな私がバイク好きというのを 知っていました。みなさん「大変だね」とか「バイク取るやつは許 せない」とか暖かいことばをかけていただきました。  その日はなんとなく眠れなかったので先輩のバイト先のガソリン スタンドで一夜を明かしました。バイクの話や車をのオイル交換し たり、やることはありました。そんななかで思ったこと、それは 「また買えばいいかな」ってこと。別にバイクを取られたけど嫌い になったわけじゃないし、お金だって夏休み返上して働けばローン は返せる。そしたらまたローンでもくんで…。そう考えると「次な にかおっかな〜」と、バイクがほしかったあのころの気持ちを思い 出してきました。  今では次のバイクで頭がいっぱいな私はバイク馬鹿でしょうか?  そんな本当のバイク馬鹿にしてくれたのはあのVTRかもしれま せん。 教訓 : 1.バイク置き場に安全な場所は無い。自分でまもれ! 2.勝ったら一度は最高速をやってみよう。<VTRの知らない…。 3.役に立たない経験はない!!
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