駐車場に注意


題名 :駐車場に注意 日付 :1996年7月20日頃 時間 :午後3時過ぎ 被験者:えしさん 天候 :くもり 場所 :江ノ島附近の海岸沿い 乗車種:YAMAHA SERROW225 被害 :ほぼ皆無。ハンドルガード擦った程度。 内容 :  その日は、海水浴からの帰りでした。 前日から千葉の岩井に行っていた私はJRを利用する友人とは別に、 一足先にバイクで東京湾フェリーに乗り、江ノ島方面に海岸沿いを 走っていました。  渋滞していましたが、道幅は十分で、私は歩道と車の間を快調に 進んでいました。おそらく、40km/h程度だったと思います。 渋滞しているので、車が急な動きをすることもなく、なにかあるな らウィンカーが見える、と思っていました。 この時点で既に油断がありました。 突然、目の前に右折車が現れたのです。 一瞬、分けがわからなくなりましたが、すぐに 「あぁ、ここは駐車場の入り口だ」 と気付きました(0.1秒)。 同時にフルブレーキ。このあとの状況を考えると、ほとんどフロン トのみでした。 今までに無く体が前方に、いや、上方に運ばれます。  え?上方?まさかジャックナイフ? などと思う間もなく、目の前には車の左サイドが迫っていました。 ふと、目の前には助手席に乗っていたおねーちゃんの顔がありまし た。あの顔は忘れても表情は忘れられません。 悲鳴に似た叫び声(おそらくはおねーちゃんの声)も聞こえていま した。事故の瞬間には周りがコマ送りのように見えるといいますが、 まさにその通り、いまでも鮮明に覚えています。 「もう駄目だ!」 と思いつつも、 「突っ込んだらいくらだろう?」 などと既にあとの事を考えたりしてました。 と、右のハンドルガードが「コツリ」という感触で触れたかと思う と、奇跡にも私のSERROWはそこで止まり、ドッと後輪が接地 しました。  その衝撃でそのまま右側へ立ちゴケ状態で転倒しました。 幸運にもそのに車はなく、他車を巻き込む事はありませんでした。 その後、バイクを引き起こして歩道に停め、エンジンがかかるか確 認。私にも怪我はなく、念のためにドライバーの方と連絡先を交換、 免許も確認させて頂きました。  この方は丁寧にも私が無事帰り着いたかどうかの電話を入れてく れました。 教訓 : 1.渋滞中、駐車場の入り口には気を付けよう。 2.とにかくブレーキ。諦めなければ被害は減ります。 3.最後の瞬間は周りが止まって見えます。
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