免許センターでハイサイド


題名 :免許センターでハイサイド 日付 :1999/9/12 時間 :PM12:40ごろ 被験者:YAMA 天候 :快晴 場所 :府中運転免許試験場 乗車種:YAMAHA DT200Rスーパーバイカーズ(借り物) 被害 :みぎももにデカイあざ、     右ウィンカーレンズ、右ステップ、ブレーキレバー 内容 :  私の通っているHPの中に、「講習会」と言われる運転技術の向 上を目指したあつまりに没頭している人たちがあつまっているとこ ろがあります。そこのHPでは講習会に参加しよう!ってのが目的 らしく、私も掲示板でお世話になっているからには参加してみよう とおもい、遊びに行ってきました。  私はまずバイクを調達するところからはじめなくてはならないの で結構苦労しました。なんでかっていったら自分のバイクがまだ納 車されてないからです。  なんとか後輩のDT200Rを調達して千葉在住のメンバー3人 で府中近くの集合場所までいきました。2ヶ月ぶりの高速は気持ち よかった〜。  ぞくぞくとメンバーが集まり試験場に移動し、講習会が始まりま した。午前中の講習は特に問題も無く終了したのですが事件は午後 1発目のコーススラロームで起きました。  コーススラロームとは試験場いっぱいをつかってS字とかクラン クを織り交ぜ、はやく、かつ安全にバイクをコントロールすること を目的としています。四輪のコースでおこなったため、アスファル ト、コンクリートなど路面もいろいろな種類があり、面白そうです。  すべて歪はここから発生した気がします。  なんとニュートラルにするとオイルランプがつくのを、オイル切 れかと勘違いし、スタートを一周遅らせてしまったのです。すると 指導員のひとがきて「ここに入りなさい」というのです。しかしそ こは赤ゼッケンのうしろ。つまり最上級クラスのひとの後ろです。 もちろんおいて行かれました。それでも後ろに迷惑をかけないよう にと一生懸命走りましたがちょっとはや過ぎです。  2週目になって遅い班に移動しました。  やっちまいました。余裕もでき楽しみ始めた私は自分なりにペー スを上げていきました。ガンガンガンガンあげました。そのうちア ドレナリンがどくどくと流れ出し、私はもう 「誰よりも速く。それっきゃねぇ!」 なんてバリ伝、巨摩 郡なみの状態でした。  あまりにハイになった私はもうそれはご機嫌な勢いでコーナーに 飛びこみブレーキターンをかましました。  頭の中ではナショナルモトクロスの勇者の影が見え隠れしていま した。 そう、ここはアスファルトだって事を忘れて、オフブーツで目いっ ぱいブレーキペダルをガツンと踏み込んだのです。ガツンと…。 「ずぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ」 って4輪車のスキール音なみに音でてましたね(^^;。いい感じです。 そして何を思ったか、半クラッチで思いっきりパワーを書けて立ち 上がろうとしました。この時点でもダートと勘違いしている私って…。 ブレーキターンからアクセルターンに切り替えようとしたその瞬間…。 「ガバッ!」っと車体が起きるよ、おい!寝てていいんだってば! 起きるなっておい!うわ〜まじで?これってハイサイドってやつか な〜。後ろに知り合いいるしな〜。ふっとんだらいたいかな? なんて考えつつ、急遽クラッチを切って、ニーグリップから足首ホ ールドに切替。  ホールドできる勢いじゃないね…。 そのまま又の間でバイクが一回転しました。俺はこけなかったとお もいます。よく覚えていませんが。 オフでこけなれていた私はすかさず車体を起こしてエンジン始動! その後「アスファルトだ!ここはアスファルトなんだ!」と自分に 事故催眠をかけ、こりもせずにコーススラロームを続けたのであり ました。 後輩に返すときにしっかり部品代を請求されたのは言うまでもあり ません。 教訓 : 1.アスファルトとダートはかなり勝手が違います。 2.あんまり人のバイクを借りるのは辞めましょう。 3.ハイサイドの時だけはニーグリップを弱めたほうが言いと思う…。 4.最近オチが甘いような気がする。っていうか落ちきっていませ   ん。
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