デジタルフォトを楽しく語ろう掲示板＋＋

みなさんこんにちは。

A1で出力した愛犬の写真（最初にテスト印字したものの写真用紙版）を玄関に飾ってみました。
実寸よりでかい犬がお出迎えしております。

さて、A1に出力する際のワークフローが固まってきました。皆さんもネット出力サービスなどで大きく印刷機会があったら参考にしてみてください。

１．気に入った写真のRAWファイルを探す。
２．NikonCapture4でRAW現像、16ビットTIFFで作業フォルダに保存。写真としてはここで完成させておきます＜私はsRGB派。
３．用紙サイズにトリミングしてから、フォトショップで600mmx841mm300dpi（7086x10003px）に拡大補完。
４．Labカラーに変換後、Lチャンネルにアンシャープマスク（100%を基準に調整）。
５．のちのちの互換性も考慮してsRGBカラーに戻す。
６．PSDにてワークファイルを保存。
７．フォトショップでプリントプロファイルを指定、ドライバ色補正なしで印刷。

おまけ．印刷に問題がないようだったらPSDのファイルを8ビットJPEGで保存（レタッチ、再編集しなければPSDで保存しておく意味が無いため：PSDだと１ファイル400MB前後）してワークファイルを削除。

拡大補完に最新アルゴリズムを利用したプラグインなどを利用すればさらに高品質が見込めますが、1m程度の干渉距離を前提にすればフォトショップ標準のバイキュービック補完でもまったく問題ないように感じます。

ご意見ご質問大歓迎ですので、お気軽にコメントくださいませ^^。

> ３．用紙サイズにトリミングしてから、フォトショップで600mmx841mm300dpi（7086x10003px）に拡大補完。

やっぱりあらかじめ拡大補完した方がきれいですか？
プリンタドライバーでも拡大補完していますよね．

> > ３．用紙サイズにトリミングしてから、フォトショップで600mmx841mm300dpi（7086x10003px）に拡大補完。
>
> やっぱりあらかじめ拡大補完した方がきれいですか？
> プリンタドライバーでも拡大補完していますよね．

ysdさんこんにちは^^。

A1で印刷しくらべたわけではないのですが、この倍率になってくるときれいさというよりはシャープネスのコントロールの関係であらかじめ拡大補完が必要になります。

というのも、Labに変換した後のアンシャープマスクをA1で鑑賞されることを前提にかけているからです。プリンタ側に拡大を任せると、この処理が困難になってしまいます（具体的にはアンシャープをした画像をプリンタに任せて補完した場合、アンシャープマスクによって形成された溝が拡大され、輪郭が太くなります）。

ちなみに昔A4サイズで試してみたところ実用上問題がなかったので、A4までは撮影サイズのままプリンタに拡大補完を任せて印刷しております^^。＜こっちのほうがデータの運用、流用上も断然お手軽ですよね。

ちなみにA1で出力する際、プリンタ側のスムージングは念のためOFFにしてあります。

> 我が家も飾りました。
> 安いポスターフレームでガラスじゃ無いので、少し波打ってますが気に入りました。
> なかなかいい感じです。

しゅっぽっぽさんこんにちは。無事飾っていただけたようで何よりです。
画質はご満足いただけましたか？

ただ、部屋が広いせいか、A1ノビサイズの写真が小さく見えますね〜。
A3ノビぐらいの雰囲気です（笑）。

マット付きフレームは特注ですか^^？
よかったら詳しく教えてくださいm(__)m。

100〜600dpiまで出力した事あるけど、200〜300dpiが丁度
いい感じに仕上がった。逆に上げ過ぎると、小さい用紙なら
モアレが発生して、175〜200dpiに落としてからプリント
した方が奇麗な時もあった。インクジェットプリンタの
実効解像度は、実質175〜300dpiに合して正解だと思うけど、
ワークフローについて考えて考えた末、一番よく分ったのは、
写真その物の撮り方が未熟だということが一番よく分った。

> 100〜600dpiまで出力した事あるけど、200〜300dpiが丁度
> いい感じに仕上がった。逆に上げ過ぎると、小さい用紙なら
> モアレが発生して、175〜200dpiに落としてからプリント
> した方が奇麗な時もあった。インクジェットプリンタの
> 実効解像度は、実質175〜300dpiに合して正解だと思うけど、
> ワークフローについて考えて考えた末、一番よく分ったのは、
> 写真その物の撮り方が未熟だということが一番よく分った。

Yoshifumiさんこんにちは。
要点を抑えつつもすごい端的な文章ですね！！モバイルからの書き込みですか^^？

確かにdpiを過剰にあげると、結局プリンタ内での仮想的な出力サイズとの調整が行われるので（実際にはどのサイズでも行われるのですが、変換によるばらつきによって）、そこで品質が変化してしまうようですね。

それにしても175線なんて専門的な数値が出てくるのはさすがYoshifumiさんですね^^。

Yoshifumiさん、みなさんまたまたこんにちは。

> > ワークフローについて考えて考えた末、一番よく分ったのは、
> > 写真その物の撮り方が未熟だということが一番よく分った。

おっと一番大事なところにコメントが漏れてました^^;。
そのとおりなんですよね〜。

鑑賞距離をそれなりにとる大判出力となると、もはや細かい印字品質がうんぬんよりも構図や色、質感によって構成される『シャープ感』などの心理的な要素のほうが、占める割合が大きいです…。

加えて作業中に（自分の中で）大きく印刷するほどの写真か！？との声もだんだん大きくなってくるし…。


でも、せっかく大きくできるんだから、もうちょっと丁寧に、もうちょっと迫力のある…といった前向きな姿勢が出てきました^^v！