デジタルフォトを楽しく語ろう掲示板
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【著者紹介】

   

   


   

 

名前 YAMA(YAMA@無敵)
出身地 群馬県平野部
現在地 千葉県幕張地区
職業 謎のコンサルタント??
趣味 カメラ、コンピュータ、バイク、読書
その他 初心忘れるべからず。
はじめに こんにちは^^。サイト運営者のYAMA@無敵です。
本コーナでは、YAMA@無敵的ナイス機材を楽しく紹介いたします。カメラ暦も浅く、光学的な知識もほとんどありませんが、素直な感想を心がけていますので是非楽しんでいってくださいませ。
【カメラ本体】  -
Nikon D70 [2004/04/30]
・Nikon D2Hs [2005/08/25]
・SONY CyberShot U30 [2003/09/24]
【交換レンズ】  -
■ズームレンズ  -
・AF-S DX Zoom Nikkor ED 12〜24mm F4G(IF) [2006/02/04]
AF-S VR Zoom Nikkor ED 24〜120mm F3.5〜5.6G(IF) [2004/05/17]
SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX HSM [2004/09/24]
Tamron AF28-300mm Ultra Zoom XR F/3.5-6.3 LD Aspherical [IF] MACRO (Model A06) [2004/04/30]
■単焦点レンズ  -
Ai AF Nikkor 35mm F2D [2004/09/18]
Ai AF Nikkor 50mm F1.4D [2004/09/18]
Ai AF Nikkor 85mm F1.4D(IF) [2005/04/27]
・Ai AF DC Nikkor 135mm F2S [2005/10/16]
・Ai AF Nikkor ED 300mm F2.8S(IF) <New> [2005/12/09]
■マクロレンズ  -
Ai AF Micro Nikkor 60mm F2.8D [2004/09/24]
Ai AF Zoom Micro Nikkor ED 70〜180mm F4.5〜F5.6D [2005/04/27]
■その他のレンズ  -
・SIGMA APO TELE CONVERTER 1.4x EX [2005/12/09]
SIGMA APO TELE CONVERTER  2x EX [2004/09/24]
■手放したレンズ  -
・AF-S DX Zoom Nikkor ED 18〜70mm F/3.5〜4.5G (IF) [2004/04/30]
Tokina AT-X 124 PRO DX (12-24mm F4) [2005/02/15]
【カメラバッグ】  -
f.64 ガンホルダーカメラバッグ [2004/04/30]
エツミ DR-4 3ウェイバッグ [2004/04/30]
・FoxFire フォトレック30 [2005/09/30]
FoxFire フォトレック40 [2004/10/16]
【三脚・一脚】  -
■テーブル三脚  -
SLIK プロミニIII [2005/10/30]
SLIK SBH-1003 自由雲台 [2005/03/06]
■小型三脚  -
Velbon ULTRA LUXiF [2004/05/07]
■中型三脚  -
・Velbon EL Carmagne 640 4段カーボン三脚 [2005/04/23]
・SLIK SBH-320 自由雲台 [2005/04/23]
■大型三脚  -
Velbon Neo Carmagne 730 3段カーボン三脚 [2005/11/15]
SLIK SBH-550 自由雲台 [2005/11/15]
■一脚  -
SLIK モノポッド300 [2004/05/07]
・Velbon NeoPod 6 [2006/02/06]
・SLIK SBH-280 自由雲台 [2006/02/06]
■その他三脚関連アクセサリ  -
Velbon QRA-635L(黒) クイックシュー [2004/11/15]
Velbon 三脚プロストラップL(改) [2004/11/15]
自作ヒートン [2005/03/06]
アングルファインダー Nikon DR-6 [2004/12/15]
hama 2ウェイ水準器 [2004/12/11]
・ケンコーサンガイドRV  
・アクリサンデー  
【プリンタ・スキャナ】 -
・Canon PIXUS 865R A4判インクジェットプリンタ [2004/07/31]
・EPSON PX-7500 A1ノビ大判インクジェットプリンタ [2006/02/25]
・Canon FS4000US 4000dpiフィルムスキャナ  
【その他アクセサリなど】 -
■カメラ本体用アクセサリ -
D70用リモコン Nikon ML-L3 [2004/05/26]
・D70用リモートコード MC-DC1 [2005/09/13]
・Nikon F601用角型接眼目当てラバー  
・オプテック プロループストラップ [2005/04/21]
・ニコンアローストラップ(黄色) [2005/06/14]
■レンズ用アクセサリ  -
・Nikon HS12 スプリングフード(52mm)  
・Kenko PRO 1 Digital プロテクトフィルター(各種)  
・Kenko PRO 1 Digital プロND8フィルター(52mm,77mm) [2005/04/27]
・Kenko PRO 1 Digital プロND4フィルター(52mm)  
・Kenko PRO 1 Digital Wide CPL(72mm,62mm)  
・マルミ フィルターソフトケース(L)  
・ニコン超望遠レンズストラップ プロ [2005/12/10]  
■メディア&ストレージ製品  -
・Sandisk ULTRA II 1GB コンパクトフラッシュメモリ(x5)  
・飛鳥 CF32A バスマスタ転送PCカードアダプタ [2005/10/30]
・EPSON P-2000 [2005/03/23]
■メンテナンス用品  -
防湿庫 東洋リビング AUTODRY ED-40DSK [2004/12/07]
防湿庫 東洋リビング AUTODRY ED-40DSK(2台目) [2005/04/04]
エツミ ウルトラジャンボブロアー [2004/12/09]
・HCL CCDクリーニングセット Yoshifumiスペシャル  
ホットシューカバー Nikon BS-1 [2004/12/16]
【愛用ソフトウェア】  -
・Nikon NikonView6  
・Nikon NikonCapture4  
・RY SYSTEM DPEx  
・ABSoft Neat Image PRO+ edition  
・Fookes Software Easy Thumbnails  
・フォトのつばさ Pro Edition  
【D70】
D70概観

D70本体(レンズキットで買いましたがレンズはすでにドナドナです)
(2004年4月末新品購入)

【購入小話】
新しい趣味を求めていたところ、1.アジア放浪時の写真を眺めていて楽しかった。2.兄がE-1をつかっていた。3.デジタル一眼なるものが最近すばらしいらしい。4.コンパクトデジカメしか使ったことの無かった私は光学ファインダーのすばらしさにやられた。という諸所の事情によりカメラを10年計画の趣味としてはじめることを決意。

実はCanonのEOSKissDigitalと相当迷ってましたが、店頭でキットのレンズの質感の差でD70に一気に傾きました。その後、いろいろ調べていくうちに自由度がありそうなのでこちらを購入。操作系をアレンジしたい自分の性格からいって正解だった模様です。

これまで街のりをしていたHONDAフォルツァSをうっぱらってヨドバシカメラ千葉店にて購入。フォルツァよ…おまえは重すぎの上非力すぎた…あたらしい主人の下で元気にやってくれ…。

【所感】
すこぶる快調。こいつのおかげで写真の楽しさがなんとなくわかってきました^^。ミラーアップができないなど、最近では細かいことがきになりはじめましたが値段を考えれば上々の出来。購入時レンズキットで約15万円だったが、現在は本体のみで10万円をきる模様。もはやハイエンドコンパクトデジカメが売れるのか心配。

【長所】
・起動、記録画像のプレビュー、メニュー操作すべてが俊敏で快適
・入れやすい電源スイッチ
・ひたすら撮影できるスタミナバッテリー
・コンパクトデジカメにはもどれない光学ファインダー
・その他多数ありすぎて書ききれない

【短所】
・リモコン受光部が前面にしかない
・ミラーアップ撮影が出来ない
・ファインダーが右に微妙に傾いている気がする
・今のところこれ以外ほとんど思いつきません…

【まとめ】
まさに、この手のデジタル機器はほしいと思ったときが買いです^^。さっさと手に入れてがんがん写真をとるべし。1万枚まではひたすら撮るべし。

【タムロン AF28-300mm Ultra Zoom XR F/3.5-6.3 LD Aspherical [IF] MACRO (Model A06)】
レンズ概観
タムロン AF28-300mm Ultra Zoom XR
F/3.5-6.3 LD Aspherical [IF] MACRO (Model A06)
(2004年4月末新品購入)

【購入小話】
上記D70レンズキットとともに最初に購入。レンズキットがVR24-120と交代したので我がシステムでは最古参。実はかなり下調べをした結果、ボディより先にレンズがきまっていたという恐ろしい一品。レンズメーカー製レンズおそるべし…。

【所感】
300mmが超手軽に扱えるのは最高。晴天日中だったらまったく問題なく活躍しまくりです。動き物にはISO感度アップ+NeatImageで余裕で対応。またテレマクロ機能によって花撮影などの新しい魅力を教えてくれた1本。一部では素人向けレンズといわれていますが、素人ならむしろ割り切って活用するべし。焦点幅が広いので勉強や実験撮影にももってこいです。ハイキングなどで常用レンズとして装備すると、動物などに遭遇してもばっちり対応可能。三脚があればなおよし。

【長所】
・ひたすらコンパクト。
・300mm域(換算450mm)が気軽に体験できる。
・28mm域(換算44mm)がとっさに使えるので運動会などで便利でした。
・手ブレや被写体ぶれの原理を身をもって体感・勉強できる。
・最大倍率1:2.9倍(実質さらに1.5倍)のテレマクロ。
  (望遠マクロなので背景処理が楽ですよ〜)
・実質4万円前後の超特価。

【短所】
・ほんの少しですがカメラを勉強しないと手ぶれ頻発かも
・D70では問題ありませんが、高感度でノイズが乗りやすいカメラでは使いにくいかも知れません
・いろいろ言われます

【まとめ】
こいつは使えます。それもかなり使えます。 70-200HSMを入手した今でもこのコンパクトさはたまりません。 街中スナップから、切り取り系風景撮影、200mm域以上を生かしたポートレートなどなんにでも使えます。
     
作例その1
作例その2
作例その3
   
【AF-S VR Zoom Nikkor ED 24〜120mm F3.5〜5.6G(IF)】
レンズ概観
AF-S VR Zoom Nikkor ED 24〜120mm F3.5〜5.6G(IF)
(2004年5月新品購入)

【購入小話】
夕方、室内撮影用にとおもってDX18-70をうっぱらって購入。よそうに反して通常撮影全般で活躍。

【所感】
Nikon自信の手ぶれ補正機能VRはかなり優秀。特に被写界深度を保ちつつ、室内撮影などを行いたいときは単焦点やマクロレンズに勝る使い勝手。室内でちょっとぶつ取りしたいけど三脚出すのが面倒だ〜って人にはうってつけ。
手ぶれ補正は野外でも意外に活躍。早朝、夕方はもちろん、実は日中や木陰、林などで大活躍。特にトレッキングに行ったときには日当たりのいい時は28-300XR、林道や木陰にはいったらこのレンズと付け替えておけばかなりの場面に対応可能。まさに標準域常用レンズ。

【長所】
・広角でVRが使えるため、室内や暗所での静止物撮影に強い。
・円形絞りで何気に開放ボケ描画がいけてます。
・24mmスタートなので換算36mmの広角側も結構使えます。
・Nikon純正唯一の広角・標準域手ぶれ補正搭載レンズ。
・スローシンクロなどのストロボ撮影との相性よし。

【短所】
・被写体ブレにはめっぽう弱い(ですが、被写体ブレを表現に取り入れる場合はVR効果とあいまって最強です)。
・最短撮影距離がやや長い(最短撮影距離50cm)。
・普及型標準ズームレンズとしてはやや重くて大きめ(多分男性ならもんだいにならないとおもいます)。

【まとめ】
VRによる手ぶれ補正は優秀。ただし動き物にはVR効果は期待できないので要注意。逆に被写体ぶれを表現したいときはこの上ないレンズ。あまりクローズアップされにくいがAPS-Cデジタル一眼だと36-180mmと大変使いやすい焦点域も魅力。

     
作例その1(手持ち)
作例その2(三脚利用)
作例その3(手持ち)
   
【Ai AF Nikkor 35mm F2D】
レンズ概観
Ai AF Nikkor 35mm F2D
(2004年9月新品購入)

【購入小話】
家族サービスのため、室内撮影用レンズとして購入。誕生日などのちょっとした家庭内イベントで大活躍。購入時に50mmF1.4Dと迷いにまよって結局2本同時購入となりました。使ってみると迷う人が多いようですが、やはり両者は別物で、それぞれのよさがあります。こちらはどちらかというとオールマイティー何でも屋さんタイプ。ズームレンズの最短撮影距離に不満があるなら是非買いです。

【所感】
誕生日などのちょっとした家庭内イベントで大活躍。また近接撮影能力にもすぐれ、最短撮影距離25cmをマーク(フード先端からやく15cm)。10cm以上の大きさのものなら画面いっぱいに写せます。
また、さすがAPS-Cでは52.5mm。 野外でも屋内でも使いやすい画角で、思い切って近寄ればF2の開放F値とあいまって適度なボケが味わえます。近所のお散歩に連れて歩くとズームレンズとは違った楽しさがあります。

【長所】
・とにかく扱いやすい換算52.5mmの画角。
・最短撮影距離25cmで携帯電話程度以上の大きさのものであればダイナミックに演出可能。
・最短撮影距離が短いこととあいまってF2開放のボケも良好。
・50mmF1.4Dに比べ背景が写しこめるので室内イベントに大活躍。

【短所】
・あるのかな…?思いついたらまた書き足します。

【まとめ】
誕生会など家庭内イベントがある人には是非オススメ。背景を盛り込んだ記念になる作品が作れます。
     
作例その1
作例その2
作例その3
   
【Ai AF Nikkor 50mm F1.4D】
レンズ概観
Ai AF Nikkor 50mm F1.4D
(2004年9月新品購入)

【購入小話】
家族サービスの一環である犬撮影のため35mmF2Dと最後の最後までまよって結局同時購入。エンドキャップがしょぼいのでNikon純正エンドキャップLF-1も同時購入。HS-12フードが利用可能。買うまでにヨドバシカメラにテスト撮影も含め3回通いました^^;。

【所感】
犬などのペットおよび赤ちゃんファン至宝の1本。F1.4によるすばらしいボケ表現に買って損無し。 ほんとにとろけるようなボケ味を体感できます。APS-Cサイズデジタルカメラでは75mm相当になるので室内ではバストアップ以上が使いやすい。まさにポートレートマスター。
また野外で利用しても戦闘力高し。さすが往年の標準単焦点レンズ。これで新品価格3万円はコストパフォーマンス高すぎです。開けても絞っても楽しめます。

【長所】
・なんと言ってもF1.4大口径による独特のやわらか描画!
・デジタル一眼では換算75mmになるので超使えるポートレートレンズに。
・やはり開けてもヨシ、絞ってもヨシの万能レンズ。

【短所】
・とくに室内では換算75mmが長すぎることも…。35mmF1.4がないだけにつらい。
・ F1.4開放でうまくピントが合わせられるかが勝負。

【まとめ】
室内、屋外ともにポートレートレンズとして最適。ペット撮影を予定している人には絶対オススメ。 F1.4の円形ボケは豪快です。
     
作例その1
作例その2
作例その3
   
【Ai AF Micro Nikkor 60mm F2.8D】
レンズ概観
Ai AF Micro Nikkor 60mm F2.8D
(2004年10月中古購入)

【購入小話】
35mmF2Dにより近接撮影の魅力にどっぷりはまって即購入。運良く知人?が中古で譲ってくれるという話が…。即飛びつきました。程度も極上でお買い得でした。

【所感】
写りは超シャープ。素人の私でもわかります。コントラストも十分でピントが来ればすばらしい描画を見せてくれます。また、APS-Cデジタル一眼では約90mmの焦点距離となり室内でも屋外でも使いがって良好。標準域マクロレンズで問題となりがちなワーキングディスタンスの問題も、 APS-Cでは実質の倍率が大きくなるのでむしろ有利。MF/AF切り替えリングをまわしてMFにすると超滑らかなMFモードに移れます。マクロ撮影ではコサイン誤差の問題や、三脚利用、被写体低コントラストなどの要因からMF撮影が多くなるのですごくたすかってます^^。

【長所】
・やはり最大倍率1倍はマクロの証。
・換算90mmで何気にかなり扱いやすい。
・MF/AF切り替えリング。
・なめらかなMF操作感。
・持ちやすい重さ+大きさ。(マクロレンズはがっちり支えられないとつらい)
・何気にきれいなボケ表現。

【短所】
・無限遠で最前面レンズがひっこむので掃除が大変^^;。
・マクロはみんなそうだけど等倍時の被写界深度狭すぎです。
・マクロレンズはみんなそうですがピントが手前に来れば来るほど開放絞りがF5まで落ちます。知らないとあせります。

【まとめ】
デジタル一眼では約90mmの焦点距離がキモ。室内でも室外でも使いやすいです。MFの滑らかな感触は一度さわると病み付きに。
     
作例その1
作例その2
作例その3
   
【SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX HSM】
レンズ概観
付属三脚座
(シューは別売です)
SIGMAAPO 70-200mm F2.8 EX HSM
(2004年10月中古購入)

このレンズに関しては現段階で著者の腕がついていっていないので以下はあくまで感想文です。

【購入小話】
マイクロ60mm購入時の交渉でオマケ(メイン?)にうちに引っ越してきた1本。…まずい…。大口径ズームレンズだ…。使える三脚が無いので現在手持ちメインでがんばってます。

【所感】
やはり70-200F2.8クラス。写りも使い勝手も超一流。しかしながら、ズームリング、ピントリングが手持ちのすべてのレンズと逆方向のため「あれ?」と思うことあり。そのうち慣れるのか? しかし、犬撮影などの動きものは超音波モータとあいまって最強。2xテレコンをつけてもまったくAFの速度低下を感じさせません。少々大きくて重いですが、F2.8の明るさは買えられません。タムロンの28-300XRとうまくすみ分けられそうなレンズです。

【長所】
・F2.8で稼げるシャッタースピード^^v。
・F2.8で美しい前ボケ、後ろボケ。
・やはり動物ものには最高でしょう。
・コストパフォーマンスは最高だとおもう。
・簡単にはずせる三脚座。しかも結構しっかりしてます。

【短所】
・やはり大口径望遠ズーム、大きくて重いです。(レンズだけで1.2kg程度)
・フィルター径が77mmあるのでフィルターつける人は若干コストが高いです。
・シグマのレンズキャップが異常に使いにくいです。速攻でNikon純正に変更。
・この固体だけかも知れませんが、フードのはまりが弱いです。
・手ぶれ補正機能はついていません。

【まとめ】
さすがの大口径ズームレンズ。1本あると世界が変わります。車を持っている人にはさらにオススメ。ただしシグマのレンズは表面がザラザラしているので拭くのが大変(笑)。
     
作例その1
作例その2
作例その3
   
>>このレンズを使ったその他の公開作品
(テレコンバータを利用した作品を含みます)
【SIGMA APO TELE CONVERTER 2x EX】
レンズ概観
SIGMA APO TELE CONVERTER 2x EX
(2004年10月中古購入)

このレンズに関しては現段階で著者の腕がついていっていないので以下はあくまで感想文です。

【購入小話】
マイクロ60mmについてきた70-200HSMについてきた2xテレコン。1.4倍とまよったけど2xにして正解。

【所感】
70-200F2.8HSMと組み合わせて、140-400F5.6(35mm換算210-600F5.6)の超望遠を実現。夕日や月などもそれなりに大きく写せて便利。通常の風景撮影ならここまででかなりの表現が可能(らしい)。画質は開放ではしょうしょうコントラストが落ちるものの、実用範囲内。特にRAW撮影と組み合わせれば不自由なし。トリミングとよく考えて使えば戦闘力高し。ただし、前群レンズが突き出しているため、70-200HSM以外の手持ちレンズとは組み合わせないのが難点。

【長所】
・これまたお手軽に換算600mmが使えます。
・F5.6なので条件がよければ手持ち撮影も可能でしょう。
・これを使ってさらにトリミングを組み合わせると月なども結構よく撮れます。

【短所】
・前群レンズが繰り出しているので、使えるレンズがかなり制限されます(実質シグマ製レンズのみと思っておいたほうが無難です)
・やはり70-200HSM開放F5.6だとコントラストが若干低下するかな…。

【まとめ】
オマケとしては最適でした。実用性も十分に有り、トリミングが比較的柔軟に行えるデジタルでは2xが戦闘力高し。特に太陽などを入れる構図がすきな人にはうってつけ。
     
作例その1
作例その2
作例その3
   
>>このレンズを使ったその他の公開作品
(70-200HSM単体の作品を含みます)
【Tokina AT-X 124 PRO DX (12-24mm F4)】
レンズ概観

Tokina AT-X 124 PRO DX (12-24mm F4)
(2005年02月新品購入)
(2005年07月執筆)

【購入小話】
手持ちレンズの最広角がVR24-120の換算36mmだったので、念願の購入。当初、NikkorDX12-24を狙っていたのですが、ちょうどいいタイミングでトキナーからこのレンズが発売されたので財布と相談してこちらに。やはり広角ズームが一本あると安心感が違いますね。購入により、足の裏の米粒が取れたような爽快感です。また、前枠に77mmのフィルターが装着できることもこのレンズを選んだ理由です。

【所感】
やはり12-24は広い!換算18mmはやっぱりすごいですね!!超広々です。24mmから12mmに徐々にズーミングしていくとあれよあれよと色々なものが画面の中に入ってきます。いや〜爽快。
さて、 長焦点側が24mm(換算36mm)というのもこのレンズを使いやすくしている要因だと思います。VR24-120で使い慣れていたこともあるのですが、広角なのに程よい圧縮感もあり、縦位置で使えば広角風、横位置で使えばより標準に近い表現が可能です。よって超広角〜標準域に近いところまでをトータルでサポートしてくれる表現力に長けた一本といえるでしょう。しかも、広角端24mmでの歪曲収差が目立つVR24-120と比べると、全域で歪曲収差がずば抜けて補正されているためより広角らしくきっちりとした印象に仕上がります。歪曲収差補正で有名なシグマの12-24がありますが、建築分野などをのぞく自然風景などの分野ではこちらのレンズでも問題ないと思います。
しかしながら、DX12-24より若干重い(トキナー570g、ニコン465g)というのがネイチャー愛好家には気になるところかもしれません。また、銅鏡はそれほど太くないのですがフードの外回りが若干大きいことも追記しておきます。超音波モータによるフルタイムマニュアルフォーカスを装備していないので、親指AF派はフォーカスリング操作によるAF/MFの切り替え操作が必要です。ズームリングも若干ですが重過ぎるような気もします。レンズキャップもつまみ型なのですが使いにくかったので純正の77mmに交換しております。
とはいえ、トキナーPRO仕様のワンタッチクラッチフォーカスリングは、通常利用する分には快適な操作感とAFレンズとは思えない適度な重みがあり、職人魂を感じるところです。また、ワンタッチクラッチをAFに設定し、フリーになっているフォーカスリングの操作感がこれまたすばらしく、思わずこのレンズをつけているときは呼吸に合わせてリングをまわしてしまうほどです。加えてレンズの概観もシックかつストイックにまとめつつ、取り付け指標には認識しやすい蛍光色を使うなどの配慮も見られ、デザイン性に優れています。主張過ぎないゴールドリングも私的には高ポイントです。付属のフードは初期状態では若干取り付けが硬く、慣らし&馴れが必要であるものの、内側には有害光の乱反射を低減する丁寧な内張りがされており、ここにもトキナーのお客様を大切にする心遣いが現れています。前枠に77mmのフィルターが装着できることは前述のとおりです。
写りに関してはシャープそのもの。ソリッドでカミソリのような切れ味を見せてくれます。あまりにシャープすぎてD70だとメッシュ上の場所には偽色が浮いてくるほど。通常利用ではアンシャープマスクなどの後処理は必要ないほどです。色のりとカラーバランスも良く、雰囲気のある風景写真にもばっちり活用できそうです。

【長所】
・やはりAPS-Cサイズにおける換算18mm超広角域の実現!
・換算18-36mmの非常に使い勝手のいい焦点域幅
・しっかりした銅鏡やフードの作り
・ワンタッチフォーカスクラッチや考え抜かれたインターフェースデザイン
・カミソリのように切れるシャープな画質
・十分に補正された歪曲収差
・前枠に77mmフィルタ装着可能
・なんといってもこんなにすばらしいレンズが6万円未満で入手可能

【短所】
・超音波モータ非搭載でフルタイムマニュアルフォーカス不能
・ニコンDX12-24に比べて100g程度重い
・フードが大きく、若干かさばります。
・やや重めなズームリング
・レンズキャップが微妙に使いにくい
・シャープすぎて偽色が(笑)<私は気にしませんけど

【まとめ】
所感ではかなり褒めちぎる形になりましたが、それほどすばらしいレンズであることは間違いありません。とくに考え抜かれたユーザーインターフェースと各部の作り、質感は本家や他のレンズメーカーにもぜひ見習って欲しいとおもいます。写りもまったく問題ありません。
ただ、広角スナップオンリーな人を除いて、超広角ズームは他のレンズといっしょに持ち歩き、ここぞというときに利用する場合が多いと思います。そういった場合に、このレンズの大きさ重さが許容できるかどうかが純正DX12-24との選択の分かれ目になると思います。
とはいえ、 このコストパフォーマンスはそうそう真似できるものではありませんので、DX12-24を狙っている人はつなぎに使ってみるだけでもお勧めです。まず、これを買って超広角撮影の醍醐味を味わいながら練習をしましょう。

     
作例その1
作例その2
作例その3
   
【Ai AF Zoom Micro Nikkor ED 70〜180mm F4.5〜F5.6D】
レンズ概観

Ai AF Zoom Micro Nikkor ED 70〜180mm F4.5〜F5.6D
(2005年04月新品購入)
(2005年07月執筆)

【購入小話】
マイクロ60mmを購入して以来、すっかりマクロにはまってしまったのがコトの始まりです。その後、マイクロ60mmを中望遠マクロ、タムロン28-300をなんちゃって望遠マクロとして利用し、数々の修羅場?をくぐっていたところやっぱり本格的な望遠マクロが欲しくなって欲しいレンズリストにノミネート。購入の際には、シグマの150mmマクロや180mmマクロ、タムロンの180mmマクロ、純正200mmマクロ、はたまたマクロの王様、換算135mmのタムロンAFSP90mmなどざんざん迷った上でこのレンズを選択しました。もっとも大きかった選択のポイントはやはり焦点距離を変更できること。コレによって背景のボケや入り方を積極的にコントロールできるハズだ!!と言い聞かせて半ば強引に決断いたしました。いや〜買って正解。コレ一本で表現の幅が一気に広がります。結果は見事的中で、撮影倍率にそれぞれ制限があるものの、70mm(換算105mm)、90mm(換算135mm)、135mm(換算200mm)、180mm(換算270mm)と4本のマクロレンズを使い分けることができます。なぜ他社が積極的に開発しないのか不思議です^^;。

【所感】
いや〜最初から申し訳ありませんが、このレンズ最高です。どちらかといえば「ズームできるマクロレンズ」というよりは、「ひたすら寄れるズームレンズ」というイメージです。ですが、適度なピントリングの重みや幅、回転角と繰り出し量の関係をはじめ、しっかりシャープな画質などはしっかりとマクロレンズ。ニコンも、ものすごいもの作ってくれますね〜。いやはや感服であります。
細身な銅鏡もホールドしやすく、コレだけで手ぶれ補正1〜2段分の効果がありそうです。また、申し訳なさそうについている三脚座が何気に便利この上ありません。センターをしっかりキープしたまま構図を回転させることができます。ズーミングによる背景変化のバリエーションに加え、縦位置、横位置を見比べながら撮影できることによって本当に幅広い表現が手に入ります。加えて、ズーミングにてピント位置が変更しない点も、一時的にズーミングしてピントあわせを行い、狙った位置に戻して撮る、などといった単焦点マクロでは不可能な撮影も可能です。これらの特徴を十分に引き出すには、ベルボン・エルカルマーニュ640などの小型カーボン三脚と組み合わせると最強なのですが、このレンズのすごいところは手持ちでもかなりのシチュエーションで撮影可能な点です。前述した銅鏡の細身による手ぶれ補正効果、適度に長いレンズの先端でフォーカシングすることによる安定感、開放F値5.6による適度な被写界深度、表現に最適な焦点距離へのズーミング、加えて近接でも露出倍数がかからないレンズ構成が手持ち撮影を支えます。F2.8クラスとは2段の差ですが、上記理由によって2段分の差は埋められ、被写界深度に余裕がある分、むしろ安定して撮影ができます。フォーカシングの際に、銅鏡本体に取り付けられたフード内で前群のレンズが繰り出すので、マイクロ60mmのように思いのほか前群が飛び出すことも無いことも評価できます。
見たことも無いような夢のレンズですが、若干の改良点は指摘できます。まず、レンズフードがフォーカスリングに右回しバヨネット式で装着されるため、フォーカスリングを抑えながら装着しないと繰り出し始めます。とはいえ、逆回しで装着するにしても取り外し時に繰り出してしまうので、シグマの70-200F2.8HSMのようにフォーカスリングの前方に非回転式のフード取り付け部を用意して欲しかったところです。また、180mmの望遠マクロレンズとしては最短撮影距離が37cm(シグマ180mmマクロで46cm)、ワーキングディスタンスも12cmとかなり短めです。このレンズはズーミングにより撮影倍率が変更されてしまうので、フォーカスリングには撮影倍率でなく、ワーキングディスタンスが表示されているのですが、個人的には180mm時の最大撮影倍率を表記して欲しかったです。最後に三脚座ですが、操作性も含めて機能としては十分ですが、手持ちでも扱いやすいがゆえ、取り外し可能な形式のほうが良いでしょう。
とはいえ、このレンズはとにかく写真を撮るためのトータルバランスにすぐれ、高倍率ズームレンズと違った路線で、同等の表現幅を得られる一本といえそうです。フィルム時代には不満の声も高かった最大撮影倍率も、APS-Cサイズでは問題にならないでしょう。

【長所】
・最大撮影倍率1/1.32倍(換算1.12倍)まで寄れる近接能力
・70mm(換算105mm)〜180mm(換算270mm)まで変更可能なズーム機能
 (上記2点により背景描画の表現の幅がとても広いです。)
・シャープで色のりのいい画質
・操作性の良いピントリング
・細身で持ちやすい銅鏡の作りとデザイン
・三脚座のスムーズな回転操作
・フード内で行われる前群の繰り出し

【短所】
・フードの取り付け方式
・やや短めな最短撮影距離
・撮影倍率の表記がない
・取り外し不可能な三脚座
・三脚座のネジ接続部の面積がやや足りない??
・超音波モータ非搭載でフルタイムマニュアルができない

【まとめ】
このレンズの特徴は、方向性は違いますが、高倍率ズームレンズのような幅広い表現力にあるといえます。利用の際にはひたすら近接できるズームレンズとして向き合い、そのあまりある表現力を駆使して撮影に望みましょう。 フードの取り付け形式や最短撮影距離、倍率表記がないなどいくつかの問題点はありますが、焦点距離変更と近接を組み合わせた主題および背景描画のコントロールの範囲はすさまじく、撮影距離1m以内、ネイチャーフォトの分野なら他に類をみない表現を可能とする夢の1本といえるでしょう。 ネイチャーフォトグラファーにはオススメです。

     
作例その1
作例その2
作例その3
   
【Ai AF Nikkor 85mm F1.4D(IF)】
レンズ概観

Ai AF Nikkor 85mm F1.4D(IF)
(2005年04月新品購入)
(2005年07月執筆)

【購入小話】
このレンズの購入計画はワンコの写真集を本格的に作ってみようかな?と思ったことに始まります。ワンコの写真集をつくるなら、35mmF2Dと50mmF1.4Dに加え、やはり換算135mm前後のアップショットが1〜2枚欲しいな〜と。70-200mmF2.8の望遠側開放を使えばボケを生かした作画は可能ですが、どうしても背景範囲が狭くなって、どんなところにいるか見せつつ浮き上がらせるという表現は難しくなってしまいます。また、撮影距離もかなり必要になってくるのも課題でした。購入の際には85mmF1.8Dと迷いましたが、今までために貯めてきたヨドバシポイントを全て投入するとF1.8D並みの値段でこのレンズが購入できそうだったので最有力候補に上がってきました。決め手はA-Mリングの装備やピントリングの回転角と繰り出し量の関係、AF時にフォーカスリングが回らないことなど、ほとんどの部分が使い勝手に関する部分でした。このレンズに限らず、如何に使いやすく、イメージを形にできるかが、私のレンズ選択の基準でもあります。写りの面では、F1.8DのF2の時の絞り形状が9角形でなく花形?になってしまうことも微妙に考慮しました。

【所感】
画質面でのファーストインプレッションは、ニコンらしからぬレンズ。手持ちのほかのニッコールレンズとは違った雰囲気があります。どちらかというと35mmF2Dに近い印象がありますが、絞ったときに35mmF2Dがどんどん硬くなっていく(焦点距離が短いという問題もあります)のに対して、85mmはある程度やわらかさを残したまますっきりと硬めになっていきます。対して実用面でのインプレッションは確かに中望遠135mmクラスで、被写体から若干離れて撮影する雰囲気です。ですが、愛犬撮影の現場ではその特徴が長所となってきます。目の届く範囲で犬に警戒心を与えずに愛犬を撮影することができるのでとても便利です。部屋でくつろぐ愛犬を自然な望遠感で撮れるのはたまりません。特にバストアップ以上を狙いたいときは50mm(換算75mm)では犬が撮影者に興味を持ってしまうケースが多く、このレンズの出番です。特に室内では許容範囲ぎりぎりの最短撮影距離85cmと余裕の開放F値F1.4でしっかりと愛犬撮影家をサポートします。AF時にフォーカスリングが回転しない構造もAFを多用する愛犬撮影では優れた特徴です。
一方、135mmの明るい中望遠、つまりフルサイズでいうところの135mmF2Dクラスとしての使い勝手もかなりイケてます。絞り開放で強烈に背景をぼかすのもヨシ、円形絞りを利用して数段しぼってピント幅を確保しつつ背景をコントロールするのもヨシ、とAPS-Cサイズだと従来の85mmより大分用途が広がってくる感じです。色のりやボケの光線配置もよくピント全域で滑らかなボケ味が楽しめます。
問題があるとすれば、超音波モータでない点、フードを取り付けたときに若干大きい点、ベース感度ISO200のD70だと野外でこのレンズを振り回すにはND8あたりのフィルタが必要になる点の3点ぐらいでしょうか?超音波モータに関しては他社ですでに実現されているのでこのレンズの後継には是非期待したいところです。特にネイチャーフォトで135mmF2クラスとして使う場合のフルタイムマニュアルは有効でしょう。次に大きさですが、フードが思いのほか(外径86mm程度??)広がっているため、フードを装着すると大口径標準ズーム並の太さになります。ちなみに重さは550gとそこそこ軽量ですし、フードをはずしたときには打って変わってコンパクトなんですけどね^^;。最後に野外での撮影でNDフィルタが必要になることですが、これは致し方ないでしょう。取り付けが多少面倒な方、ファインダーが暗くなるのが嫌な方もいらっしゃると思いますが、せっかくのF1.4、絞りの自由度が大きく広がりますのでNDフィルタは是非オススメです。

【長所】
・なんと言ってもF1.4でもっとも望遠
・室内犬撮りには最高
・野外犬撮りでも最高
・ついでに人物撮りでも最高
・ネイチャーフォトでも十分最高
・AF時にフォーカスリングが回らない仕様
・MFも快適な幅広フォーカスリングと余裕の回転角
・がっちりホールドできる適度な大きさ
・正面から見るとびっくりするぐらいでかい口径

【短所】
・やっぱり欲しい超音波モータ&フルタイムマニュアルフォーカス
・やや太めなフード
・晴天野外だとNDフィルターが必要になる点
・好みの分かれる表面塗装
・買わないとわかりにくいこのレンズの価値と魅力?

【まとめ】
現役ニッコール最大口径F1.4かつ、その中で最長焦点距離85mmがもたらす恩恵は愛犬家にはたまらないはずです。愛犬に十分目の届く範囲で、自然な表情をアップで狙えます。室内撮りでもその特徴はそのまま引き継がれます。フードがやや大きいなど多少の短所はありますが、それにもあまりある長所が愛犬家を支えます。小型・中型犬のマスターは借金してでも買え!といいたいところです。でも、その前に、50mmF1.4Dや35mmF2Dを先に買いましょう^^;。70-200F2.8クラスとはどちらを先に買うか迷うところです。

     
作例その1
作例その2
作例その3
   
 

【f.64 ガンホルダーカメラバッグ】
バッグ概観その1
バッグ概観その2

f.64 ガンホルダーカメラバッグ
(2004年4月新品購入)

【購入小話】
D70購入時に同時に購入。交換レンズを持ち歩かずに最初に装備した1本撮る場合を想定しました。メッシュのサイドポケットが両側についており、正面にも頑丈なポケット、内側にも小物スペースがあるのも購入に走った要因です。肩から下げるショルダーストラップに幅が無いことがネックでしたが、近所のユザワヤでゴム式ショルダーパッドを装着したことでよりいっそう使いやすくなりました。

【所感】
やはりガンホルダー式バッグの使い勝手は最高です。必要なときにすばやく取り出せ、またしまっているときにも安心です。外側のポケットには500mlのペットボトルも何とか収納可能で、他にも100円ショップの小型の懐中電灯等を入れておくとよいでしょう^^。内側のポケットも多機能で、私はここにグレーカードとクリーニングクロスを入れています。外側のポケットには財布がぴったり収まります。何気に要チェックなのが最上部の取っ手。これが極まりなく便利。超便利。しっかりしているのでちょっと移動するときにも持ちやすいし、しまっておくときにも引っ掛けておけます。外装の生地や保護層の厚みもしっかりしています。

【長所】
・D70にしっかりマッチの大きさ。結構コンパクト。
・バッグ自体はやたらと軽い。びっくり。
・何気に豊富なアクセサリ収納スペース。
・渋いカラー。カメラバッグに見えないデザイン。
・財布入れ(外側ポケット)の利便性最高。マジック+ボタンのしっかり設計もいけています。

【短所】
・ショルダーストラップが細い。<ユザワヤで問題解決。
・サイドポケットがペットボトルぎりぎりの大きさ。あと1cmぐらい余裕が欲しいです。
・ウェストベルト固定用のホルダーがもっと上にきてくれないと、モーメントが…。

【まとめ】
全体としてかなり高レベルに出来ています。スナップ派はむしろ必須感もあり。近所にマクロレンズ一本で散歩に行くとか、街中に繰り出すけど何か発見するかも?的なときにはかなりオススメです。スーパーや本屋さん等によっても違和感なしです。また空の状態がすごく軽いので車などに常備しておくと、旅行先などで一部撮影禁止施設がある場合や、軽装備にしたいときに便利でしょう。

【エツミ DR-4 3ウェイバッグ】
バッグ概観その1
バッグ概観その2

エツミ DR-4 3ウェイバッグ
(2004年4月新品購入)

【購入小話】
こちらもD70本体と同時に購入。ショルダーにかけてもかさばらず、現実的にウェストバッグとして使うサイズの限界だと感じてコレに決めました。カメラ用品メーカーのバッグだけあってかなり考えられており、使い勝手は上々です。大きさが気にならなければ上位のDR-5も使いやすそうです。デザインがシンプルだったのも購入の一因に。

【所感】
やはりカメラ用品メーカのバッグ。過不足ない容量が魅力です。内容はレンズ付ボディ1つ+標準ズームサイズの交換レンズ2つ、外部ストロボサイズのアクセサリーが2つ、あとは薄手のアクセサリーが外側のポケットに入ります。実は横にメッシュポケットと底部三脚固定用ベルト?がついており、ペットボトルや三脚を装着でき、そこそこ本格的な撮影も楽しめます。気軽なハイキング程度であれば何気にこなします(但し撮影以外の装備が必要ない程度のものですね^^;)。一本だけでは装備が心もとないときや、展望台など、あがってみないと装備の最終決定が出来ないときに大活躍しています。私の装備だと、VR24-120+タムロン28-300XR+マイクロ60などで気軽に撮影!!といったときに最高のパフォーマンスを出しています。

【長所】
・交換レンズ2本+レンズ装着ボディが手軽に持ち運べる。
・外部のポケットが結構大きく、2つもついている!!
・底部ベルトで三脚が固定できる!!
・上部の2レールジッパーが何気に使いやすい。
・レンズホルダーの脇にもケーブルなどのアクセサリーが収納できる。
・レンズホルダーのパッドがすっぽり全部取り外せる!!<乾かすときに最高に便利。

【短所】
・サイドメッシュポケットの容量が小さく、中身が入っていると500mlのペットボトルでもつらい。
・あと数センチ高さが欲しい。<VR24-120をつけたボディがぎりぎりです。

【まとめ】
さすがはカメラ用品メーカー製バッグ。隙のないつくりです。レンズ一本だけでは心もとないときには最高に頼りになります。ショルダーストラップもしっかりしていて、パッドもゴム製ながらよく機能しています。何気に小型・中型三脚が固定できるのもすばらしいですね。

【FoxFire フォトレック40】
バッグ概観
カメラ機材収納部上段
(レンズ付ボディ収納部)
カメラ機材収納部下段
(交換レンズ収納部)

FoxFire フォトレック40
(2004年10月新品購入)

【購入小話】
意外な展開から大口径望遠ズームレンズ、シグマAPO70-200HSMF2.8をゲットしてしまい、購入に踏み切りました。物自体は総合的な性能およびデザイン、アウトドア志向の著者の好みなどから目をつけておりました^^。臨時収入があったことも最終的に購入を後押し。購入時のポイントは、1.70-200F2.8クラスのレンズが縦に入ること、2.撮影機材以外の収納スペースが十分にあること、3.三脚などのアクセサリが機能的に装着および収納可能なこと、4.悪天候対策が施してあること、5.長時間背負いやすいこと、の5点を中心に選びました。

【所感】
まさにねらいどおりの製品で満足。特に撮影機材はすべて上部からのアクセスとなるため非常に使いやすいです。大きくは上部2/3と下部1/3に区切られており、上部にカメラ機材を、下部に着替えやお弁当、お土産wなどを収納できます。 さらに上部2/3は下にレンズを収納してから、落し蓋上の仕切りを使ってその上にカメラ本体を収納できるようになっています。これが意外にも使いやすく便利。レンズ交換などの時に上部のスペースが完全に作業場としてつかえるのでミニテーブルの上で作業しているような感覚さえ覚えます。 次いで特筆すべきは上部ポケットの使い勝手。カメラ機材部の蓋となるバッグ最上部には3つの小物スペースが確保されています。1つはカメラ機材部の内側に設けられたフィルターなどの収納スペースで3〜4cmの厚みのあるものもらくらく収納可能。私はここに小型のブロアやHS-12などの小型レンズフード、エンドキャップ予備などを収納しています。残りの2つは最上部外側についていますが、これがまた使いやすいです。ひとつはA4地図や手袋などが収納できる大型スペース、もうひとつはグレーカードや折りたたみレフ版などが収納できそうな薄型のスペースです。側面手前側にもストロボを2つ収納可能なスペースがありますが、こちらの使い勝手はいまいち。財布やライト、予備メディアなど撮影中あまり利用しないものを収納しするといいでしょう。合わせて非常に残念な点として、両側に三脚固定スペースを設けているため汎用的に使える大型ポケットがついていないという点です。コレは三脚の反対側に登山用ストックやピッケル、雪山用ゲタを装着できる前提だとおもいますが、取り外し可能な大型ポケットを用意しておいてもらいたかったです。ベルトが3本用意されていますので必要な人は別途レンズケースなどを取り付けるとよいでしょう。またレンズ付ボディの固定方法も改善の余地有り。

【長所】
・カメラ機材に関してはすべて上部からアクセス可能。バッグを倒す必要は皆無です。
・そこそこ大容量
・何気に背負いやすい設計。(日常生活からミレーのハイキングバッグを愛用している面からみてもそこそこ背負いやすいです)
・大型の機材以外の収納スペース。(もともとは大判カメラの収納スペースみたいです)
・ デザイン
・サイドの三脚の足受けには何気に500mlペットボトルが2本装着可能。

【短所】
・大口径レンズが右側に入る設計なので三脚を右側につけるのが前提の模様。個人的に右にペットボトル、左に三脚を装備したいですT_T。
・最初についてくる仕切りの数。ハクバの8cm仕切り4枚入りで拡張しています。(レンズ4本+サブボディ -> レンズ8本体制に)
・正面のポケットの厚み。もっと厚ければさらに使い勝手が良さそう
・背中面にアルミフレームを内蔵してほしかった。(多くの登山用バッグはこれで背中当たりをカスタマイズします)
・ レンズ付ボディ本体の固定方法。ベルトでレンズを固定しますが落し蓋に工夫があるとさらにヨシ。

【まとめ】
総合的な使い勝手はかなり高いレベルになっています。特にカメラ機材以外の着替えなどが収納できるカメラバッグは非常に少ないため、撮影をしながらコーヒーなどを楽しみたい方にはぜひオススメです^^。アウトドア用のボンベ型コンロと飲み物、カップなどを着替えを入れた上で余裕で収納出来そうです。筆者の場合はこのバッグを自動車移動用の母艦としても使っています。空のDR-4バッグを同時に持っていき、観光地でレンズをセレクトしてそちらに入れ替えれば幅広い撮影が楽しめます。

【Velbon ULTRA LUXiF】
三脚概観
ローポジション対応
1ストップ2ハンドル雲台
3軸水平器

Velbon ULTRA LUXiF
(2004年5月新品購入)

【購入小話】
三脚が無いと絞り込んだ撮影が出来ないことがわかり購入。最初の1本目かつD70本体+レンズであまり大きな予算を避けなかったため、1〜2万円の予算でヨドバシで購入。実質1万円ぐらいでした。買うときに馬場著、デジタル一眼レフカメラ入門を参考に。

【所感】
外見よりずっとしっかりしているつくりはさすが老舗ベルボン。D70で焦点距離200mm以内の撮影だったら結構使えます。300mm域でも数枚取っておけば何とか使える感じ。たたむと非常にコンパクトになり、エツミ DR-4 3ウェイバッグ底部にも装着可能。よって広角の風景撮りや晴天時屋外等ではそこそこ活躍しています。カタログや書籍でもあまり触れられていないのですが、付属の1ストップ2ハンドル雲台はかなり使いやすいです。通常の3ウェイ雲台と違ってパンとチルトが同一ハンドルで操作できます。コレは本当にすばらしいです。さらにこの雲台は水平ハンドルを左に付け替えることによってカメラを右倒しにも出来ます。
しかしながら、この三脚の最大の売りであるダイレクトコンタクトパイプシステムは、三脚初心者には大変わかりやすい構造なんですが、設置後の高さ調整がむずかしいといった難点があります。さらに最大パイプ径24mmとはいえ、やはり5段三脚なので、脚を最大まで伸ばすと全体的な安定性は落ちてきます。
とはいえ、ローポジション時には安定感がさらに高まり、低い位置なら本格的なマクロ撮影もこなせます。ベルボンの雲台に特徴的な3軸水平器とクイックシューシステムが標準で装備されている点も見逃せません。

【長所】
・小型軽量で持ち歩きに便利
・最大パイプ径24mmで外見から見るよりよっぽどしっかりした安定性
・本格的なつくりでローポジション対応
・1ストップ2ハンドル雲台付属
・3軸水平器標準装備
・クイックシュー標準装備
・全高161cmで大人の男性でも何とか目線に届く高さ
 (但し、エレベータを最大に伸ばしたとき)
・実売1万円ちょっとの買いやすい価格
・三脚ケース付属

【短所】
・やはり5段小型三脚T_T。脚を最大まで伸ばすとやや不安定に
・ダイレクトコンパクトパイプシステムなので設置後の高さ変更がつらい
 (この構造は石突をまわして高さを変更します)
・三脚ケースのベルトが短い上に、長さ調整不能T_T

【まとめ】
低価格入門(旅行用)三脚としては非常によく出来ている印象。実際にかなり使いやすく、特に雲台は上位三脚であるカルマーニュ400シリーズに使われている実績があります。開脚できる写真用三脚としては低価格で、コストパフォーマンスに優れます。ローポジション多用派にもオススメ。
しかしながらやはり実力以上の仕事は期待できないので、用途に併せて一脚や中型以上の三脚が必要になってきます。特に長時間露光や200mm以上の望遠、室内撮影を考えている場合は頑丈な三脚と併せて使う必要がありそうです。車に積みっぱなしなどといった使い方もありでしょう。

【SLIK モノポッド300】
一脚概観

SLIK モノポッド300
(2004年5月新品購入)

【購入小話】
スポーツなどを撮ってみたいということで調査開始。さらに運動会など三脚を置くスペースが無い場合や、三脚の利用が禁止されているところでも活躍するらしいということで購入を決意。なんていったって実売2000円の低価格!ヨドバシポイントで購入。エツミの1000円程度の自由雲台を取り付けています。

【所感】
超望遠時の三脚との組み合わせにも期待していますが、使い倒しが甘いので後日改めて記載します。

【長所】
・実売2000円の低価格
・何気に持ちやすいハンドストラップ付
・調整しやすいレバーロック式

【短所】
使い倒しが甘いので後日改めて記載します。

【まとめ】
使い倒しが甘いので後日改めて記載します。

【SLIK SBH-1003 自由雲台】
雲台概観
1脚およびクイックシュー取り付け後

SLIK SBH-1003 自由雲台
(2004年12月新品プレゼント)

【購入小話】
 1脚用に小型の雲台がほしくて導入。おもに犬やスポーツ、乗り物などを撮影してみようと計画中^^。すでにこのとき手元にあったSLIK「SBH-550」を兼用しようかとも思いましたが以下の難点があることに気がつきました。 1)SBH-550はフリー状態から一気にロックされるため、中間の固定力が使いにくいです。 2)SBH-550は500gあるので手持ちの1脚だと相当トップヘビーになってしまいます。 3)SBH-550は通常Velbonのネオカルマーニュ730と組み合わせて使っている都合上3/8インチねじ穴にセッティングされています^^;。これを使うごとに1/4インチアダプタをかませるのはちょっとめんどくさいです(笑)。
 結局、以上の理由を改善するためには、「中間固定力がある小型の1脚専用雲台を導入することがベストである」 という結論に(笑)。ちょうど連れがクリスマスプレゼントをくれると言い出したので、すかさず「自由雲台!」と答えてサクっと導入が決定しました。

【所感】
 操作性はきわめて良好。はっきりいって値段以上の価値を感じます。SLIKの自由雲台はつまみが円柱状になっているのでファインダーをのぞきながらでも十分にまわしやすく、奥に回して緩める場合も、手前に回して締める場合でも、思い通りに操作することができます。このあたりのつくりは100点以上の満足度があります。
 概観はストイックなつくりで、塗装も十分に行われています。ボールの加工も高級感があってすぐに傷口からさびてきそうなチープ感はまったくありません。また、ここでもさらに円柱状のつまみにしっかりとグリップゴムが巻かれていて、操作性をさらに高いものにしています。上部のカメラ受けの部分は本体が小さいこともあってやや小ぶりですが、クイックシューを使う分には十分といえると思います。しかしながら、カメラに直接取り付ける場合は半径がやや小さめなので、締め込みの際に少し取り付けにくいかもしれません。
 べた褒め状態に近いこの雲台ですが、ちょっと残念なところもあります。ひとつは新品状態にもかかわらず、若干の傷(へこみ?)が数箇所にあったことと(笑:上の写真のSLIKロゴマーク上部のハイライト部分)、雲台ボールの倒れ切り込み?が、本体部分と独立して回転できないところです(SBH-550などのシリーズでは切り込み部分が独立して回転できます)。つまり、つまみの位置と、切れ込み位置の関係が固定されます。
  といっても、1脚と使うにはまったく問題ない仕様ですけど。もし三脚とあわせて利用する場合は自分の使い方に十分フィットするか検討する必要があるでしょう。ちなみに、自由雲台のつまみは通常左側に置いて操作するので、下を向けるときはほとんど問題がないと思います。よって三脚で使う場合、見上げる構図や縦位置の使い勝手に影響があると思われます。

【長所】
・1脚にベストフィットの大きさと重さ。
・中間の固定力が使える。
・SLIK自由雲台に共通の円筒形つまみ。これ最高。
・比較的リーズナブルな値段(実売約5000円程度)。
・ストイックなデザインとカラーリング。
・非常にスムーズな動作。

【短所】
・本体と切れ込み部が固定されていて、つまみ左側に対して前方にしかカメラを倒すことができない。
・新品からなぜかへこみが(笑)。
・カメラ側の固定ねじ径がやや小さめ。<クイックシューにより解決

【まとめ】
 唯一の欠点はつまみと切れ込みの部分の位置関係が相対的に固定されているということです。しかしながら、これは1脚との利用によってはデメリットになりません。よってこの雲台はベスト・オブ・1脚用自由雲台といえるでしょう。中間固定力をうまく利用すると、力を入れると動くけど、シャッターを押すときにはぶれない最強1脚計画が発動できます。
 みなさんも1脚用にぜひどうぞ。

[2005/03/06]

【SLIK プロミニIII】
三脚概観
専用ミニポーチ

SLIK プロミニIII
(2004年10月新品購入)

【購入小話】
マイクロ60mmを購入し、テープル撮影用品として4000円前後で購入。
等倍に近いマクロ撮影ではF22に絞っても画面全域にピントを併せることは難しいです。よって花の撮影などではボケ味を生かした開放付近を活用するのが最近の流れみたいです。が、物撮りでしかもディテールをしっかり伝えたいときは絞ることが必須となります。 そうすると手持ちは実質上不可能にT_T。特にビギナーの室内撮影では照明も部屋の電気ぐらいな物で三脚が無いと本格的に撮影不可能です。
「ミニ三脚といえばコレ」というほど人気が高いらしく、ほとんど迷うことなく決まりました。三脚ケースがついてくるところも意外とニクイ演出です。

【所感】
特に高級感は無く、値段相応といった感じ。この三脚は使い倒してナンボといった部類の機材です。
とはいえ、小型軽量でバッグの隅っこに突っ込んでおけば、意外なところで役に立ちそうです。車のボンネットなどの上にカメラを設置できるので、そういった旅行にもいいでしょう^^。
また、開いた脚を胸につけてカメラを固定する「チェスト」といったテクニックを使うと手ぶれ予防もできます。

【長所】
・小型軽量
・設置時間10秒
・自由雲台標準装備
・ケース付

【短所】
・吸盤の必要性はあんまり…

【まとめ】
カメラバッグの端に忍ばせ、ガンガンつかっていく方向で考えるとうまくいく機材です。とりあえず三脚がバッグに入っているといった安心感も大きいです。創意工夫で幅の広い使い方が出来る、ある意味究極の三脚かもしれません^^。

     
活用作品その1
活用作品その2
活用作品その3
【Velbon Neo Carmagne 730 3段カーボン三脚】
三脚概観(大きさ比較)
三脚概観

Velbon Neo Carmagne 730 3段カーボン三脚
(2004年11月新品購入)

【購入小話】
 ひょんなことから中古でゲットしたマイクロ60mmF2.8とシグマ70-200F2.8HSMを有効に使おう!とベルボンLuxiFから三脚のアップグレードを決意。やっぱり換算300以上の大口径望遠レンズや等倍近いマクロ撮影にはしっかりした三脚が必要ですね〜。安定感が違います(笑)。
 さて、この三脚ですが実は購入直前まで、同じベルボンのエルカルマーニュ630か640を買おうと思っていました。理由はレバーロックの方が使いやすそうだからです。しかしながら、70-200HSMに2xテレコンをつけて、APS-Cデジタルで撮ると換算600mmの超望遠です。さらにマージンを設けてゆったり撮りたかった私は、その上の730に目をつけてしまった…。これを検証すべく、新宿のヨドバシカメラ3脚コーナーに赴き、いろいろ触りまくった上、店員さんにも話をききまくり、結局、730の安定感と思いのほかまわしやすいロックナット機構に負けて1ヶ月後に購入。結論を先に書いてしまいますが、買ってよかった^^。

【所感】
 「やっぱり730にしてよかったなぁ」これがしばらく使ってみての素直な感想です。何がよいかというと、すばり「余裕」。現在私が使っているレンズ群では有り余る余裕を感じます。カメラを載せて、少し寄りかかるような体制になってもびくともしません^^。70-200F2.8クラス+テレコンやサンニッパクラスまでなら、大丈夫でしょう。ヨンニッパクラスでも十分いけると思います。
 この三脚のいいところはいろいろありますが、まずはそのパイプ径と大きさからくる自由度と安定感です。私は身長が182cmぐらいありますが、この三脚+SBH-550の組み合わせだと、いっぱいに伸ばしたときには背伸びをしてぎりぎりファインダーがのぞけるかどうかというところです。さらにローアングルはほんとに地面すれすれまで下げられ、足りない場合は自由雲台の首を90度折って、三脚を地面に寝かせてしまいます。このため、脚立を使わないシチュエーションならほとんどすべての高さに対応できます。エレベータを使わない場合でこの高さを確保できるので、エレベータシャフトは購入以来はずしっぱなしです^^;(それでも10cm程度の高さ調整ができるのがさらに便利!)。さらにパイプの剛性感が高いので、パイプをちじめるほかに、付け根の開き角(通常・ミドル・ローの3段階切り替え)によって高さを調整しても、十分な安定感が確保できます。とっさに数十センチカメラを下げたいときなどには重宝しています。
 つぎにすばらしいのが、インナージットパイプ機構による、パイプ回転の防止です。具体的にどんなときにすばらしいかというと、足を伸ばすとき。通常、三脚の足は、継ぎ目でそれぞれ回転してしまうので、ロックナットタイプの足の引き伸ばしは一段ずつ行う必要があります。しかしながら、この三脚は上記の機構によって2段目の足の独立回転を防止、一気に2つのロックナットをまわして緩めることができるんです。しかもロックナットの形状がすばらしく、まさに2つ同時に回してくださいといわんばかり。惚れました。この機能がなかったら、パイプ系を落としてレバーロック式か、もしくはSLIKや海外の製品を購入していたかもしれません(マジで)。さらに、脚の先端のプラスティック部分を回転させていくとスパイクが出現します。これはアウトドアでは大変便利。もっとやわらかいゴム式の回転部分も用意してほしかったですが、ベルボンのこういった機能には本当に頭が下がります。
 さて、こんなすばらしい三脚ですが、いくつか改善してほしい点もあります。まず、カーボン三脚なのに、標準でヒートンがついてこないこと(一つしたの630にはついています)。といっても、これは三脚にある程度自重があることと、ローポジション時のエレペータパイプと地面の間にヒートン用のスペースを確保するなら、少しでもエレベータを長くして、調整範囲を広げようとしたメーカーの努力とみなします。次に、ローアングル時に使う脚の付け根のラチェットのロックですが、一旦ひきあげてしまうと、脚を全開にしない限り下がりません(笑)。くだらないんですが、あがりっぱなしになっていると精神的にきもちわるいかも。
  あとはあたりまえですが、ちょっと大きいですね^^;。特にローポジションにしたときには結構広がるので、花のマクロをとるときなどは、周りの人に絶対に迷惑をかけないように、周りに気を使いましょう。また、脚が長い分、カメラが果断などから離れてしまう場合があるので、望遠マクロ以外の人はそこも考慮する必要があります。カメラバッグに装着できるのも、この三脚が限界ぎりぎりのサイズだと思います。
  あ、雲台の取り付けねじが3/8インチ!(国産の小型・中型三脚は1/4インチねじ)ってのもはまりやすいトラップかも…^^;。

【長所】
・抜群の安定感。<最高!
・インナージットパイプによる、脚の引き出しやすさ。
・長いウレタングリップで持ち運びもらくらく。
・パイプ径が十分確保されているので、脚を開いて高さ調整も可能。
・身長180cmオーパーの人でも十分な高さ。
・エレベータパイプを常時分割していても十分な高さ。
・ローポジション時には驚くほどの低さ。
・いざというときに現れる、スパイク。
・室内物撮りなどでも十分活用できる安定性。

【短所】
・雲台取り付けねじが3/8インチ。<アクセサリ関連が使えないときが…。
・ヒートンなし。<自作で十分カバーできます。
・やっぱりちょっとでかいかな?と思うときはあります^^;<縮長70cm。
・ローポジションでやや大きめ。
・ローポジションで大きめなので、花などに近づけない恐れあり。

【まとめ】
 結局のところ、大きいなりのメリット十分。すばらしいです。「三脚はカメラを支えているのではない。三脚は写真そのものを支えている。」という言葉はまさにこのことでしょう。特に望遠レンズ好きには十分お勧めできる製品です。
 なお、マクロレンズ派はこの三脚と、もう一回り小さい三脚を2本持って、周囲の込み具合によって使い分けるのがいいでしょう。私も花マクロ用にエルカルマーニュ630か530あたりを検討中です(笑)。

[2005/03/06]

【SLIK SBH-550 自由雲台】
雲台概観

SLIK SBH-550 自由雲台
(2004年11月新品購入)

【購入小話】
 大型三脚ベルボンネオカルマーニュ730とセットで購入。以前、兄から「自由雲台ならスリックのSBHシリーズははずせない」と聞き、量販店で触った経験から購入するならこのシリーズと決めておりました。購入の最低ラインは70-200F2.8+2xテレコンで快適に利用できること。さらに、せっかくの大型三脚導入なのでここはサンニッパもいけるようにSBH-550を選択しました。予想通り快適です。定価が21000円と気になるところですが、ヨドバシでの実売は15000遠弱。三脚のポイントを投入すれば実売は1万円を切り、なかなか手ごろです。

【所感】
 手持ちの機材では今のところ70-200F2.8+2xテレコンの合成400mm、35mm換算で600mmが最長ですが、雲台能力としては余裕で対応できています。また、このSBHシリーズの操作は噂にたがわぬスムーズさ。特に載せる機材が軽量のときは雲台のフリクションが大きいと操作がとても気になるものですが、この雲台はノブを軽く緩めるだけでフリクションが完全にフリーになり、意図したところにきちんとカメラを持っていくことができます。
 また、このSBHシリーズはノブが円形であるところも大きなポイント。T時ノブのように上下・表裏がないので画面をのぞきながらでも左手で簡単に操作できます。また、前後・左右・回転方向と3ウェイをひとつのつまみで調整できるのでかなりすばやく操作を行うことができます。ベルボンの水準器つきマグネクイックシューと組み合わせると何気に水平だしもすばやく行えます。三脚のエレベータノブ(通常、撮影時手前にきます)に雲台取り付け面のパン角度指標を合わせておけば、パン角度も測定しながらカメラの方向を決めることもできます。また、雲台本体とは別に、中段部の倒し切れ込みが入ったリングが回りますので、ノブを左側などに固定したまま縦構図やハイアングル、ローアングルなど、カメラの首を自由に向けることができます。
 ただ、この重さは気になる人には気になるかも知れません。オールアルミですので、590gあります。とはいえ、3ウェイ雲台に比べればかなり軽量なんですけどね^^;。 また、自由雲台としてはねじ込み時の構図ずれが少ない部類のようですが、下からボールを押し上げて固定する方式を取っている性格上、締め込み時に若干構図が上方向にずれます。特に雲台を傾けている場合はナナメ方向にずれますのでマクロなどで厳密なフレーミングをする場合、馴れが必要です。

【長所】
・なんと言ってもスリックSBHシリーズのスムーズな操作性
・円形ノブ採用による究極のユーザインターフェイス
・ひとつのノブで3ウェイすべて調整可能
・独立回転の中段リング
・大型雲台とベストマッチの大型雲台取り付け部
・UNC1/4、3/8インチねじ両対応の雲台取り付けねじ(受け部)
・カタログ値、10kgの耐荷重でカメラをしっかりサポート

【短所】
・物撮りには向かない??シルバー塗装^^;<個人的には気に入ってます。
・自由雲台としてはやや重い?
・固定方式の性格上、マクロ域では締め込み時に微妙に構図がずれること有り。
・人にぶつけると頭割れます。取り扱いに注意。

【まとめ】
 自由雲台としてはやや重い部類に入りますが、耐荷重10kgのスペックが繰り出す安定性はもはや自由雲台の世界ではありません。また、マクロ域では雲台締め込み時に若干構図にずれが生じることもありますが、その操作性はさすがはスリックが開発に芯骨注いだSBHシリーズ。快適としか言いようがありません。カルマーニュの700番代以降をお使いの方、絶対お勧めです。
 締め込みの力が簡単な操作で一気にゼロになる正確があるので、一脚など、カメラを支えるフリクションをコントロールしたい場合には向かないかもしれません。その場合、これまたすばらしい同社のSBH-1003自由雲台をお勧めします。

[2005/04/25]

【Velbon QRA-635L(黒) クイックシュー】
クイックシュー概観
クイックシューねじ回し部
ねじ部収納方法
Velbon QRA-635L(黒) クイックシュー
(2004年11月新品購入)
(2004年12月もう1個、新品購入)
(2005年04月、さらにもう2個、新品購入)

【購入小話】
以前の職場?でビデオカメラについていて大変重宝したのがクイックシューでした。よってスチルカメラでも役に立つこと間違いなしと判断し、最初から購入。しかもこの手の用品は付け替えが面倒だし、そもそも面倒を改善する用品なので必要個所には全て装着することにしています。

【所感】
実のところ、三脚を利用する際に一番大敵なのが『面倒』という二文字。三脚を利用すれば、安定した構図、必要な被写界深度、手ブレの防止を予防し、一段広がった写真表現を手に出来るのは皆さん知っているはずです。もともとの表現意図が手持ちで足りる場合はよいのですが、三脚を使ったほうがイメージに沿った表現が出来るのに、面倒だという理由で、手持ちで出来る表現に切り替えてしまうといったことも多いのではないでしょうか?これは、三脚を持ち歩いている割には使わないということにも通じます。
クイックシューはこの面倒を劇的に改善する用品です。特にこのベルボンのマグネクイックシューは十分に軽量で剛性も高く、取り付けも簡単です。ネジ部分は専用工具が収納されているタイプで、これを手回ししてもヨシ、ペンチで回してもヨシの2ウェイタイプです。一方、スリックの製品も店頭で触ってみましたが、取り付けネジの取っ手の厚みが少なく、手が痛かったのでやめました。
2ウェイの水準器が内蔵されていることはとても評価できます。特に通常、自由雲台には水準器が内蔵されていないため、これらを組み合わせる際にはとても効果があります。
しかしながら、超望遠・重量クラスの機材を固定する場合、シューの表面と、ベースの裏面の両面に滑り止めラバーが利用されている関係から若干のたわみが出る場合があります。超望遠でスローシャッターを切る場合は、設置した後、レンズを軽く揺らして見るなどしてこの程度を確認してから撮影に望む姿勢が必要でしょう。

【長所】
・小型・軽量の割につくりがしっかりしている。
・しっかり締められるカメラネジ部。
・内蔵の2ウェイ水準器。
・カメラ回転防止のための内蔵止め具。
・作りの良い、ワンタッチ取り外しレバー。

【短所】
・ねじ回し部が完全に分離する構造にしなくても良かったような?
・はがれやすい表面加工。ぶつけると削れます。

【まとめ】
このコンパクトさに必要な機能と性能を詰め込んだすばらしい撮影用品のひとつです。撮影者の面倒を徹底的に排除することで、三脚の重要性を活用するための道しるべとなりうる重要なパーツであるといえます。
超望遠域では若干たわみが気になることがありますが、緩み防止の止め具などが設置されていたり、必要な肉抜き加工で軽量化をしてあったりと、ユーザーへの配慮が随所で見られ、とても好感触です。三脚とともにベルボンを支えるヒット商品であることが伺えます。

[2005/10/05]
【Velbon 三脚プロストラップL(改)】
雲台概観
改造とその後の使い方

Velbon 三脚プロストラップL(改)
(2004年11月新品購入および改造)

【購入小話】
ベルボンのレッグシューポケットというナイスな三脚ストラップがあるのですが、お店に行ったらベルボンのネオカルマーニュ730では足の部分がかなりきつそうな予感が…。ということでプロストラップLとシスコのツールホルダーを組み合わせて作ってしまうことになりました。

【所感】
普通、三脚ストラップは雲台付け根と足の部分にストラップをまきつけて使いますよね^^。これだと雲台がむき出しで危ないのと、ボールヘッドの部分に砂などがかみそうなので手元にあったツールホルダーを合体させてみました。同じようなアイディアの商品にレッグシューポケットというベルボン純正の製品があるのですが、こちらは足の部分をすっぽりはめ込むようになっています。私も最初こちらを買いに行ったのですが、どうも大型三脚にはサイズは小さいようで…。
しかも、通常三脚は雲台を下にして持ち歩くほうが安定します。よってホルダー部分に雲台をすっぽりはめ込んで、三脚をさかさまに入れられるようにすると…これがかなり快適です。人ごみあり、渓谷ありの1年間以上に及ぶフィールドテストでもホントに快適そのもの。三脚を使っている間はホルダーの中にストラップをしまった上で、カラビナで腰やバッグにつけてます。ちょっとした小物入れにもなるので(というか本来の使い方^^;?)一石二鳥です。

【長所】
・ 見た目が結構おしゃれです。
・ネオカルマーニュ730にもELカルマーニュ640にもフィットします。
・ネオプレーン製のストラップで背負いごこちはかなりいいです。
・大変バランスが良く、長時間肩にかけていても 苦になりません。
(渓谷を10kmぐらいは楽勝です。)
・自作ですので、大変安価です。

【短所】
・たぶん3ウェイ雲台には向かないとおもわれます…^^;。
・三脚に付けっぱなしで使えないのが短所といえば短所なのかな?ベルトの途中を三脚にくくりつければつけっぱなしOKかも。

【まとめ】
市場にある商品が自分の使い勝手に合わないことから自作した今回の機材ですが、びっくりするほど効果バツグンです。そのうちどこか製品化してくるんじゃないですかね…。自由雲台派な方は是非試してみてくださいませ。ホントに快適ですよ!!

[2005/10/05]

【自作ヒートン】
ヒートン概観
ヒートン取り付け後
リモコンストラップとしても(笑)

自作ヒートン
(2004年11月製作)

【購入小話】

【所感】

【長所】

【短所】

【まとめ】

[2005/03/06]

【アングルファインダー Nikon DR-6】
アングルファインダー概観
付属品一覧

アングルファインダー Nikon DR-6
(2004年12月新品購入)

【購入小話】

【所感】

【長所】

【短所】

【まとめ】

[2005/03/06]

【防湿庫 東洋リビング AUTODRY ED-40DSK】
防湿庫概観
ドア開放時
2段式トレイ
電子ドライユニット
標準添付デジタル湿度計
設置例

防湿庫 東洋リビング AUTODRY ED-40DSK
(2004年09月新品購入)
(2004年12月07日更新)

【購入小話】
50mmF1.4Dと35mmF2D を追加購入し、防湿タッパーがめでたく満員になったため購入を決意。タッパーの開け閉めもそろそろ面倒になってきた予感。なるべく低予算でハイパフォーマンスのものを探していたところ、インターネットオークションで発見。その後、東洋リビングのホームページやカタログで詳細をリサーチ。ライバル会社の低価格防湿庫とのつくりの違いに感銘を受け、買うならコレと決定。ヨドバシカメラにて受発注商品として注文。注文後、約1週間で配送完了。売価14800円をポイントにより1万円前後で購入。ちゃんと+10%ポイント還元もしてくれました。

【所感】
 14800円とは思えないしっかりとしたつくりに思わず日本の職人魂を感じました^^。ドアもゴムパッキンによってしっかり密閉され、高級冷蔵庫のような感触です。容量的にも、ボディ1台体制の人には十分といった感じ。付属のトレイは3cmごと11段に高さ調整できますのでかなりレイアウトにも自由度があります。一番下の面を使えば3段として使えますが、レンズを立てて入れる人は思い切って2段トレイとして使ったほうが使い出がいいでしょう。サイズ的には1枚のトレイに標準系のレンズが9〜12本程度立てて入ります。70-200F2.8クラスでも普通に入りました。ただ、70-200F2.8クラスの場合は余裕があるかといったらそんなに無いかな?といったところです。添付されるスポンジも高級感があります。
 防湿庫としての機能はAUTODRYブランドだけあって疑う余地は無いでしょう。上位機種と同じ電子ドライユニットをつかっているので、防湿性能は体積容量が少ない分、こちらの方が上といえるかもしれません。電子ドライユニットには調整つまみがついていて、簡単に湿度を調整できますが、そもそも制御誤差が±5%程度あるので、大きく調整する場合以外は替える必要は無いでしょう。実際ドアを閉めて1時間もすると大体40〜45%ぐらいで安定します。ただし、容量が少ないためか、一度開けるとすぐに60%に上昇します。というかあたりまえですね…。
 また付属のデジタル湿度計は非常に見やすく、温度表示もついていてナイスです。表示も大きく、部屋の隅からでも湿度を確実にチェックできます。上位機種のように外部湿度計は無い1WAYタイプですが、開ければすぐに外部と同じ湿度になってしまうのでむしろシンプルでいいと思います。
 最後に設置面積ですが、内容量から考えるとかなり省スペースでいい感じです。タッパーと対して変わらないと思います。というか大型タッパーを使うぐらいだったらこっちのほうがぜんぜんスマートです。 手面奥行きは30cmあれば足がしかりのりますので、写真のような本棚の上にもらくらく設置できます。また、何気ににくいのが4本の足の長さがねじ式で調整できるため水平がうまく出ていない床の上などにもガッチリ設置可能です。コレはなかなかうれしい配慮ですね^^。また天板もしっかりしているので、この上にいろいろ物を載せることも可能です(私は写真用紙やクリアポケットなどを100円ショップのカゴに入れて設置しています)。

【長所】
・コストパフォーマンスが最高レベル
・見やすい大型デジタル湿度計標準装備
・調整機能付電子ドライユニット装備
・しっかりした前扉とパッキング処理
・計算し尽くされた2段トレイ
・何気に結構大容量
・タッパーには無い安心感が得られます
・女性でも普通に移動できる重さ

【短所】
・焼き付け塗装の概観は好みが分かれるところかも?

【まとめ】
価格・機能・使い勝手が高次元でバランスしている、東洋リビングを代表するような防湿庫です。
電子ドライユニットやパッキング処理など、防湿庫としての機能を維持するに欠かせない部品や組み付けに妥協は無く、さすが世界のAUTODRYを感じさせてくれます。小型の概観からは意外な実容量があるため、フィルムやプリントなどの小物管理する必要の無いデジタル一眼には最適です。はっきり言ってコレが14800円だと上位機種はつらいでしょう。私は次は買い換えでなく、コレをもう1個書いたしで行こうと思います。
ただし、レンズの長さは20〜25cm程度までと考えたほうがよいでしょう。よって、サンニッパやゴーヨンなどの単焦点超望遠レンズを使う方は2個買いなどで対応する必要があります。
とはいえ、通常用途には十分だと思えますので最初の一台としては超オススメです。

【D70用リモコン Nikon ML-L3】
概観
自作ヒートンストラップ取り付け後

D70用リモコン Nikon ML-L3
(2004年5月新品購入)
(2004年12月07日更新)

【購入小話】
D70ではレリーズケーブルが使えないと事前の調査で判明していたため、D70本体一式を購入時にいっしょに購入。しようと思ったら…当時は品薄でメーカー在庫も無かったらしいですT_T。納期3週間の注文となりました。3週間後にはバッチリ届いて満足。価格も実売2000円以下ととてもリーズナブルで助かりました。もちろん電池も入ってます。

【所感】
D70でレリーズケーブルが使えない問題はすでに周知の事実でございます。とはいえ、その便利さを知らない私にはリモコンで十分でした。リモコン受信部が本体前面にしかないので、利用するときに若干手を前に出して操作しなければなりませんが、実際すぐになれました。むしろ、レリーズ取り付けなどの時間を考えるとリモコンの方が使いやすいかもしれません。
概観は高級とも安っぽいともいえない普通の感じです。あえて言えば思ったよりしっかりしたつくりでした。あえて言えば、ストラップ取り付け穴をつけて欲しかったです。そのままでは首から下げたり出来ませんので、ポケットにいちいちしまったりするのがちょっとめんどくさいです。また、かなり小さいのでなくしてしまう心配もあります。付属のケースはストラップの細いところに取り付けられるように、ベルト穴があいているのですが、実に使いづらい感じです。
ですが この問題、簡単な工夫で実にあっさり解決しました^^;。まず、ケース先端部に穴をあけ、赤外線が通過できるようにしてみました。コレにより、ケースに入れたままシャッターを切ることが出来ます。次に、ケースのべろの付け根部分に穴を開け、リングを取り付けました。これは先日作った自作ヒートンと連結し、首から下げられるようにするためです。自作ヒートンはループ状のザイルにカラビナを結んだもので、これにリモコンをつけることで首から下げて使えます。
何気にこれが大ヒット。超使いやすいです。アウトドアに出たときもこれなら落としたり、置き忘れたりしなくてすみます。またポケットを一生懸命探る必要もありません^^。
さらに、D70には リモコンを使わない手法として、タイマー撮影があるのですが、タイマーモードでは1シャッター切ると自動的にタイマーモードが解除されてしまうというありがた迷惑?な仕様があります。部屋での物撮りなどテンポよくこなしたいときにコレでは非常に不便なので、ここでも自作ヒートン付リモコンが大活躍というわけです。

【長所】
・実売2000円の低価格
・わりと照射面積の広そうな赤外線照射部
・さわり心地もそこそこいい布製ケース付
・しっかり小型でコンパクト

【短所】
・ リモコン本体にストラップ穴がついていない
・リモコンケースにもストラップ穴はついていない(ベルト穴はあります)

【まとめ】
D70を買う人のほとんどが購入するであろう脇役アイテム。これがあればレリーズケーブルは必要ないと思われます。ただし、本体のリモコン受光部が前面にあるため、使うときは手をちょっと前に出す必要あり。利用に際しては、ケースの加工と首下げストラップを用意すべし。

     
活用作品その1
   
【エツミ ウルトラジャンボブロアー】
概観

エツミ ウルトラジャンボブロアー
(2004年4月〜新品購入)
(2004年12月09日更新)

【購入小話】
カメラのメンテナンスといえばコレ。通称『しゅぽしゅぽ』。専門用語ではブロアーですな。一眼レフをやるならこれがなければ始まらないということでD70本体とともに購入。最初はMサイズのみでした。
その後すぐに、持ち歩きと自宅常備を分けたほうが使いやすそう、フィルムの整理をするのにもっとでかいほうが効率が良さそうという2つの理由からLサイズを追加で購入。多分それぞれ1000円前後。がしかし…。

【所感】
使いやすさでは定評があるらしいエツミのウルトラジャンボブロアーシリーズ。まったく知らずに、店員さんの薦めを聞いて購入しました。
使ってみると、いやはやすばらしい。ハクバ製の小型のものを使う機会があったのですが、やっぱりそれなりに大きいほうが疲れないし、グッド。もはやコレなしでは私のデジタル一眼生活は語れません。レンズ表面はもちろん、カメラ本体の表面やクロスで拭きにくい入り組んだ場所、ミラーやミラーボックスのクリーニング、さらにはCCDのローパスフィルター清掃などこいつの活躍の場は多岐にわたります。
そんな中、特に便利なのがインクジェットプリンタで印刷して乾かしたプリントの表面ホコリおとし。私はプリントをしてから室内で1日程度乾かし、その後クリアファイルに入れてプリントを保存しています。室内に1日置いておくと何気に表面にホコリがうっすら…。そんなときにコレで一発しゅぽしゅぽっとやると、そこそこきれいに^^。
ただ、買ってみて思ったんですがLサイズはでかすぎですね…。中学・高校バスケットボール部で手がでかい私でも、連続しゅぽしゅぽしていると腕がつりそうになります…。そんなことを総合的に考えると、こいつはMで十分かと思われます^^;。

【長所】
・きわめて実用的
・シンプルなデザイン
・持っているだけで一眼レフ使いの波動を振りまけます
・ひまなときは握力トレーニングに…

【短所】
・ Lはでかい。とにかくでかい
・購入後3ヶ月ぐらいは結構ゴム臭がします。苦手な方はとにかく使う方向で…

【まとめ】
天下のエツミらしい、非常に実用的なアイテムです。一眼レフ使いとしてコレは1つ持っていたいでしょう。とくにMサイズは、使い勝手、サイズともにすばらしく、複数個かってカメラバッグや防湿庫、机の引出しなどに分散配置をするのもよいでしょう。ブロアを持ってない人はこの記事を読んだ後、迷わず近くのカメラショップへお急ぎください。

【hama 2ウェイ水準器】
概観
横構図対応(2軸水平可)
縦構図対応(2軸水平可)
おすすめ:横構図・縦構図同時対応スペシャル
(ただし前後の倒れは見れません)

hama 2ウェイ水準器
(2004年10月新品購入)
(2004年12月16日更新)

【購入小話】
以前から欲しかったのですが、値段が4000円前後することと、三脚に3ウェイ雲台がついていたことから一歩踏み出せずにいました。が、ネオカルマーニュ730
三脚+スリックSBH-550自由雲台+ベルボンマグネシウムクイックシューという使い方になって、縦位置水平が出せないという問題に直面、購入に踏み切りました。同様のものがいくつかのメーカーから出ていますが、やはりここはブランド力でハマを選びました。

【所感】
控えめな存在ながらその利用価値は写真を左右するとも言える重要な水準器。とくに水平線や地平線が入る風景撮影ではこれがかなり重要ですよね。しかも、水平線が無い写真でも、自然の摂理に反した水平が出ていない写真は違和感があるとも言われています。
この水準器はつけ方によって、横位置・縦位置に対応できます。雲台やクイックシューに水準器がついている便利なものもありますが、ベルボンなどの一部の機種を覗い横位置専用になっている場合が多いのでこれは便利です。
横位置・縦位置の切り替え時に付け替えが必要です。しかしながら、横位置に前方方向への傾きを見なくていい場合は、縦位置対応の取り付けでも横位置の水平が確認できますので、三脚などの水平器と合わせて使うと便利です。

【長所】
・あたりまえですがバッチリ水平が出せます。
・上に起因するとこですが、とったあとの写真を見ていて気持ちがいいです。
・小型軽量。
・ついているだけで水平を気にするので、ついつい水平が傾いてしまう人にはうってつけです^^。

【短所】
・付け替えがちょっと面倒。
・価値は十分認めますが、2000〜3000円程度ならなおいいでしょう。
・低部の成形あとが若干気になるときがあります。
・カメラバッグによってはつけっぱなしで入りません。

【まとめ】
その仕事の重要性から、コストパフォーマンスを考えれば絶対用意したいアクセサリといえるでしょう。私は、 カメラをバッグに入れるとき以外はほとんどつけっぱなしにして愛用しております^^。

     
活用作品その1
活用作品その2
活用作品その3
【ホットシューカバー Nikon BS-1】
概観
概観(裏)
装着前ボディ
装着後ボディ

ホットシューカバー Nikon BS-1
(2004年09月新品購入)
(2004年12月16日更新)

【購入小話】
ぶっちゃけた話、兄に、「Nikonの廉価カメラにはホットシューカバーもついてないのか!?」と突っ込まれ、「そ、そんな〜そんなはずは…T_T」といった気分でショックに浸っておりました。その後、ホットシューカバーなるものがあるらしいヨドバシに気を取り直して探しにいきました。私は純正のものがあるとはまったく思わず、「エツミやケンコーなんかのサプライメーカーから、ホットシューにくっつけるカバーでていませんか?」とちょっとコアっぽい聞き方をしてしまい、案の定「サプライメーカーからは出ていないようです」と言われる始末。それから2ヶ月ぐらいたって、店頭のD1Xにくっついているのを発見!!でも取り寄せだと思っていたのですぐには注文しませんでした。それからまた1ヶ月…。そろそろD70も新品同様とはいえないぐらい使い込んできたので、ここらで一発注文しよう!とおもって店員さんに聞いたら、バッチリ在庫ありました…T_T。しかも180円ぐらいだったような…。さっさとしらべて買えばよかったですT_T。

【所感】
冒頭からいきなりダークな展開ですが、コレはいいです。つけているだけでなんともいえない安心感。180円で買えるとは思えないほどの安心感が得られます^^v。ただ、個人的には下手に蓋をすると、中に湿気などがたまって逆に錆びたりしないのかな?とも…。まぁでもカメラ本体自体はしっかり湿度管理をするわけだし、そんなことはないですよね^^;。何か物かる心配がなくなっただけでもヨシとします。
D70につけると微妙に(0.5mmぐらい)奥行きが足りませんが、それはそれではずすときにつめを噛ませやすいので、問題なしでしょう。最近になって、ハマの2ウェイ水準器を使っているので、出かけるときにはずして防湿庫でお留守番させるようになってきました^^。

【長所】
・とにかく安い
・妙な安心感がある
・突然の小雨でも接点を水から防げる
・金属色が隠れるので、見た目が締まる^^。
・小さくてもきっちり社名と型番が成形されています。

【短所】
・はずすときにポケットなどにしまうとなくしそう
・ホットシューをよく使う人はちょっとはずすのがめんどくさいかも

【まとめ】
気になる人には、大変きになるアクセサリー。精神衛生係数高し!特に内蔵ストロボ愛好家は是非購入すべし。カバー裏面には社名と型番がしっかり書いてあるところもニクイ。これでみんなも黒く締まったD70にレッツカスタマイズ。


(C) All right reserved. 2004- YAMA

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