Nikon D3【売却済み】
(2007年11月新品購入)
購入小話
8月23日、ニコンから新デジタル一眼フラッグシップとしてD3が発表されました。ニュースリリースをみて驚いたのは、まだまだ先になるだろうと思われていた135フォーマット(FXフォーマット)映像素子の採用。さらに9コマ秒の高速連写性能。もちろんDXフォーマットにクロップできて、その上DXフォーマット時11コマ/秒の連続撮影性能(後日コンティニュアスAFに制限があることが発覚しましたが…)。さらにAFポイントは11点から51点に増加。まさしく点から面への飛躍的な進化が伺えます。
犬のポートレート用にFXフォーマットを待ち焦がれ、ディスクドッグ用に高性能AFと高速連写性能を併せ持つこのカメラはまさに理想のカメラだと確信しました。
さらにうれしかったのは待望の超望遠VRレンズの発表です。今年中に発表がなければAF-S400mmF2.8DIIを購入しようと思っていたので、本当にこの同時発表はうれしかった。その日のうちに家族に相談し、行きつけのヨドバシカメラへD3+AF-S400mmF2.8GEDVRの予約の電話を入れることになったのであります。
よくよく考えると、1D-Mark3+EF400mmF2.8LISUSM+EF70-200F2.8ISUSMに乗り換えても十分お釣りがくる買い物になっていたことに気が付きましたが…その話はまた今度。
所感
自分の写真表現を任せる道具として、信頼できる性能がここにあります。それは多くの写真家が待ち焦がれたFXフォーマット、高性能AF、高速連写性能、ISO1600でさえ実用域に持ってくる超高感度低ノイズ性能などの個々の性能では説明できない、総合的な性能としてオーラを発しています。
正直キヤノンと比べて企業規模の小さいニコンに、これだけの仕事ができるとは思っていませんでした。大井町の職人魂だけでなく、それ以上に、心の底から写真を愛していないと出来ない仕事であることが、ファインダーを通して感じられます。
NikonCapture4が利用できない、11コマ/秒で連写中、コンティニュアスAFが追従しない等、若干の制約はありますが、その制約でさえつまらないことに思えてきてしまう魅力があります。
長所
・なんと言ってもFXフォーマット。手持ちのレンズの真価が発揮できます。
・DXと互換性のあるクロップモード。望遠でも助かります。クロップ時はAFポイントの配置もいい感じです。
・設定がよりシンプルなピクチャーコントロールがいけてます。デフォルトのシャープネスはD2に比べて相当強めですが…。
・操作性を考慮しわずかに傾けて配置してあるメインコマンドダイヤル、サブコマンドダイヤル。このあたりは本当にうれしい。
・セルフタイマー時、動作音を鳴らせるようになりました。<AF合焦時もなることになっているようですが…なるようにする設定が不明。
・一見安っぽく見える各ボタンも、触ってみると良く考えられています。
・マルチセレクターがやや下部に移動し、縦位置でも操作しやすくなりました。
・D2から継承されたカップリングAFレンズ使用時のなんちゃってフルタイムAF機能。
・D2から継承された豊富なカスタムメニュー。これだからニコンが手放せません。
・広々としたファインダー。さらに大きくてもいいですが、スポーツを撮影するにはちょうどいいですね。
・面で捉えられるようになった新AFシステム。3DトラッキングAFはディスクドッグディスタンス競技でも大活躍です(後日、十分な環境光量がないと性能が発揮されないことが確認できました)。
・物撮りでかなり重宝するライブビュー撮影。完全視野率100%はやはりすばらしいですね。
・くるくる回さなくても簡単に着脱できるF6方式の10ピンターミナル&シンクロターミナルキャップ。
・ISO1600まで常用可能な高感度低ノイズ性能。特に高感度時に彩度が落ちなくなった仕上がりに感激。D2だと彩度が落ちてしまって大変でした…。雨天のディスクドッグでも困りません。
短所
・Nikon Capture 4が使えません。う〜む。残念。
・11コマ/秒で連写中、コンティニュアスAFが追従しない。結局9コマで撮影するとクロップのメリットが薄い…。
・D2シリーズとはかなり違うiTTLスタンダード調光。
・わずかにD2シリーズよりも重たい。
・どちらの配置がいいのか分からないのですが、縦位置AFボタンの設置位置がD2シリーズと大きく違います。
・上面液晶パネルにAFフォーカスエリアの表示がありません。おかげでダイナミックAFとシングルポイントAFのどちらになっているかが区別しにくいです。
・電子水準器を一発で起動できません。
・付属のホットシューカバーのデザインがいまいちです。BS-1に交換済み。
・クロップの切り替えがボタン一発で出来ません。<ダイヤルを併用するとスポーツ撮影時、頻繁に切り替えると間違って絞りが1クリック絞り込まれることがあります。絞りをロックすると絞りのコントロールが出来ずこまります。
・クロップの切り替えで5:4が省略できません
・デュアルCFスロット全般がまだまだいけてません。
以下デュアルCFスロットについての詳細です。
・各種操作でスロットの選択がサムネイルキー+マルチセレクターの上という理由付けが不明。
・任意で書き込むスロットを指定できない。
・(ダブルスロット化に伴う)画像コピー中の選択中に背面モニタの表示がタイムアウトになると選択がすべてクリアされる。
・2枚目の撮影に入ってから1枚目の画像を削除したときのルールと動作が不明瞭。おそらくCFをさし直す1枚目の後ろに記録、さし直さない限り2枚目の後ろに記録。
・2枚目に切り替わったときに小さなビープ音などを鳴らせるようにするとさらに助かります。

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