トップページ >  撮影機材紹介 > 三脚・三脚用品

撮影機材紹介 > 三脚・三脚用品 : 記事一覧

SLIK SBH-280 自由雲台

tn_DSC_8036.jpg
(2006年02月06日購入)


購入小話
ディスクドッグ撮影のために導入したVelbon NeoPod 6にあわせてベースの径がぴったりなこちらを購入。ここでもやはりSlikのSBHシリーズを選択^^;。あの丸いノブが忘れられません。フィールドで使うので色は何色でもよかったのですが、どうせなら手持ちの3色そろえるために黒を購入。…でもやっぱりブラウンの方がよかったかも…。なんて。

所感
径が小さくてもやっぱりしっかり止まるのはさすがSLIKのSBHシリーズ。スポーツ撮影では一脚に雲台をつけるのは少数派ですが、特に座って撮影する場合、カメラを自分の方に傾けてバランスのよい撮影が出来るのがメリット。犬は人間に比べて低く、小さいので、直立して流し撮りをする際にもカメラを下に向けられるので重宝しています。また、次々と進むスケジュールに対応する為に一脚を外したり、レンズ交換する場面も多いので、ベルボンのマグネクイックシューも併用しています。

長所
・小さくてもしっかり止まるさすがの工作精度。
・サンニッパ+テレコンまでならしっかり保持できる必要十分な性能。
・やっぱり便利なマルノブ。左手操作が基本です。

短所
・黒の塗装はちょっと安っぽいかも…。
・サンニッパを上から思いっきり押さえるとたま〜に雲台が動きます^^;。

まとめ
工作精度はさすがのSLIK、SBHシリーズ。マルノブも使いやすく、素早くテキパキと角度を決めることが出来ます。ベース径も中型一脚とよい組み合わせで一体感が高まります。また、一脚との組み合わせのほか、小型の三脚との組み合わせもお勧めできる一品です。



tn_DSC_8044.jpg
大きさ比較です。左から愛用中のSBH-280,SBh-320,SBH-550。

Velbon NeoPod 6

tn_DSC_4525_800.jpg
(2005年02月06日購入)


購入小話
ディスクドッグ撮影でサンニッパを十分に活用する為に導入。座りながら撮るシチュエーションではSLIK モノポッド300でも必要十分なところもありましたが、持ち運びの際にストラップが欲しいのが発端で、構造的にもガッチリしているこちらを追加で購入しました。狙いはバッチリで、運搬も肩にかけてラクに運べるようになりましたし、脚を全て伸ばした状態でも安定して使えるようになりました。

所感
構造はかなりしっかりしていて、安心感があります。また、持ち運びようの肩掛けストラップがついているので、カメラから外した状態でもラクに持ち運べます。また、ロックナット式で各脚部がしっかり止まるので、任意の高さでガッチリ止めることが出来ます。グリップ部分にウレタン素材が巻いてあるのもスポーツ撮影ではうれしい配慮です。しかもこのVelbon NeoPod 6は太すぎず、細すぎず、径が丁度いいので握りやすいですね。雲台をつける場合、1段目を伸ばすと座って丁度いい高さになります。

長所
・サンニッパクラスには必要十分なガッチリ感。
・ロックナット式なのでずり落ちる心配がありません。
・ストラップがついているので、移動時、手持ち撮影時も肩に掛けておけます。
・ウレタン素材のグリップで滑りにくく持ちやすいです。
・このモデルはグリップ部の径が丁度いいので、握りやすいです。
・カーボン製なのでとても軽量です。

短所
・モータースポーツなどを中心に撮影するには一番下の足がやや細いかもしれません。

まとめ
利用者の利便性を第一に考えたよく出来た一脚です。モータースポーツなどを中心に撮影するには一番下の足がやや細いかもしれませんが、特に座って撮るシチュエーションの多いカメラマンにはグリップ径も握りやすく、お勧めです。また、肩掛けストラップもあるととても便利で、一度使うとやめられないでしょう。5000円クラスの一脚と比べるとやはり一線を隔した一脚といえます。

SLIK SBH-320 自由雲台

tn_DSC_21595.jpg
(2005年04月23日購入)


購入小話
マクロ撮影スペシャルとしてVelbon EL Carmagne 640と同時に購入。脚よりも先に雲台が決まっていたといってもいいぐらい、このシリーズに惚れこんでいます。欲を言えばあと3000円ぐらい安くしてくれるということ無いんですけど…仕方ないですね。ネイチャー中心で使う予定で写りこみはあまり気にしなくても良さそうなので、色は当時丁度生産中止となったブラウンにしてみました。なかなか渋くていい感じです。黒はちょっと安っぽいですね。<結局SBH-280は黒モデル買いましたけど…。

所感
なんといっても使い勝手に優れるSLIKのSBHシリーズ。SBH-550のところでも詳しく書きましたが、ノブが丸いところがポイントです。ファインダーに目を当てながらでも迷うことなく左手で操作でき、ガッチリとカメラを固定することが出来ます。ボール部分の工作も精密で、動きもスムーズ。締め込み時に若干のフレーミングズレがあります(締めこむときにほんの少し上を向きます)が、自由雲台の中ではトップクラスの性能です。3ウェイ雲台に比べて重量も軽く、移動時にパンハンドルを外さなくていいため、非常にらくちんです。この特徴で自由雲台を使っているといっても過言ではありません。

長所
・さすがのSBHシリーズ。工作が精密です。
・なかなか渋い、ブラウン塗装。いい味出しています。
・Velbon EL Carmagne 640にぴったり合う取り付け径。
・サンニッパ+D2Hsクラスまでなら何とか使えます。
・取り回しもラクチンで、特にマクロ用の雲台としておすすめです。
・JIS規格ねじとインチねじの両方に対応しています。

短所
・微量ですが締め込み時に上を向く傾向にあります。

まとめ
中型三脚の自由雲台としてはもっとも優れているというのが私の評価です。締め込み時に微量ながら上を向く傾向がありますが、ファインダーをよく見ながらゆっくり締めこんでいけば、その差異も気になりません。重量も軽く、コンパクトな為、フィールドマクロを含むネイチャーフォトには特にお勧めです。カメラ取り付け部が若干まわしにくいので、クイックシューと同時に利用するのがポイントです。



tn_DSC_21652.jpg
SLIKのSBHシリーズはJISネジ、インチネジ両対応できるアダプターが付属します。

Velbon EL Carmagne 640 4段カーボン三脚

tn_DSC_1617_800.jpg
(2005年04月23日購入)


購入小話
Neo Carmagne 730を約半年間使ってみて、マクロ撮影用にはもう少し小さい三脚も必要だと考え追加で購入。マクロ撮影ではちょこちょこ高さを変更できたほうが便利なのでレバーロック式を選びました。脚に高さメモリが印刷してあるのも一因です。また、使い勝手と総重量の問題から自由雲台が好みなので、三脚は脚のみでの購入とし、雲台にはSLIKのSBH-320を組み合わせました。

所感
使い勝手は最高にいいですね。脚径28mmはマクロには十分な強度で、たわみも無く、ガッチリとカメラを固定してくれます。レバーロック操作も簡単で、積極的に三脚ポジションを変更して構図を追い込めます。ローポジションしたときに設置半径が小さいのも特徴で、植物園(野外)などのそこそこ狭いスペースでも設置できますし、植え込みギリギリから狙うときも数センチカメラ位置を稼げます。<高倍率撮影ではこれが重要です。また、ある程度の高さに設置したときも少ない面積で設置可能なので、室内のテーブルフォトマクロでも活躍しています。グリップがウレタンフォームなので冬でも安心して運搬、設置が行えます。
現在もっとも気に入っている三脚で、フィールドでは一番利用頻度が高いですね。

長所
・マクロ撮影には最適な強度とサイズ。
・脚のメモリがなかなか便利です。
・ローポジションにしたときの設置面積が狭く、植え込みのギリギリに設置するときに便利です。
・さすがにカーボン、脚だけだと異常に軽いです。

短所
・640はスパイク仕様ではない為645がうらやましいデス。<有料改造があるようです。
・4段なので高く設置するときには操作が面倒です。
・エンドフック取り付け用のボルトをさかさまに設置しないと、ローポジションで地面に突き刺さり、エンドキャップが取り付けられません。

まとめ
とにかくすばらしいの一言。特にマクロ撮影には最適です。ただ、センターポールを分割しっぱなしにするときに、エンドキャップを取り付けてしまうと、そのままではローポジションにしたときに地面にエンドフック取り付け用のボルトが突き刺さります^^;。エンドキャップをつけておきたい場合は、ボルトを取り外すかさかさまに取り付けなおす必要があります。エンドフックが取り付けできなくなるので、細川プロ式のザイルフックを用意しておくとよいでしょう。



tn_DSC_1762.jpg
ローポジションでエンドキャップを付けるとボルトが邪魔で脚が安定しません。

tn_DSC_1765.jpg
ボルトを取り外すか、さかさまに設置すると改善します。

tn_DSC_1772.jpg
ちなみにボルトの取り外しには3/16インチの六角レンチが必要です。

tn_DSC_21655.jpg
ベルボンの中型以上の三脚は雲台取り付けネジがハイブリッドになっていて便利です。

tn_DSC_21639.jpg
ローポジション時でもNeo Carmagne 730の通常と同等の設置面積です。

SLIK SBH-550 自由雲台

tn_DSC_2397.jpg
(2004年11月15日新品購入)


購入小話
大型三脚ベルボンネオカルマーニュ730とセットで購入。以前、兄から「自由雲台ならスリックのSBHシリーズははずせない」と聞き、量販店で触った経験から購入するならこのシリーズと決めておりました。購入の最低ラインは70-200F2.8+2xテレコンで快適に利用できること。さらに、せっかくの大型三脚導入なのでここはサンニッパもいけるようにSBH-550を選択しました。予想通り快適です。定価が21000円と気になるところですが、ヨドバシでの実売は15000遠弱。三脚のポイントを投入すれば実売は1万円を切り、なかなか手ごろです。

所感
手持ちの機材では今のところ70-200F2.8+2xテレコンの合成400mm、35mm換算で600mmが最長ですが、雲台能力としては余裕で対応できています。また、このSBHシリーズの操作は噂にたがわぬスムーズさ。特に載せる機材が軽量のときは雲台のフリクションが大きいと操作がとても気になるものですが、この雲台はノブを軽く緩めるだけでフリクションが完全にフリーになり、意図したところにきちんとカメラを持っていくことができます。

また、このSBHシリーズはノブが円形であるところも大きなポイント。T時ノブのように上下・表裏がないので画面をのぞきながらでも左手で簡単に操作できます。また、前後・左右・回転方向と3ウェイをひとつのつまみで調整できるのでかなりすばやく操作を行うことができます。ベルボンの水準器つきマグネクイックシューと組み合わせると何気に水平だしもすばやく行えます。三脚のエレベータノブ(通常、撮影時手前にきます)に雲台取り付け面のパン角度指標を合わせておけば、パン角度も測定しながらカメラの方向を決めることもできます。また、雲台本体とは別に、中段部の倒し切れ込みが入ったリングが回りますので、ノブを左側などに固定したまま縦構図やハイアングル、ローアングルなど、カメラの首を自由に向けることができます。

ただ、この重さは気になる人には気になるかも知れません。オールアルミですので、590gあります。とはいえ、3ウェイ雲台に比べればかなり軽量なんですけどね^^;。また、自由雲台としてはねじ込み時の構図ずれが少ない部類のようですが、下からボールを押し上げて固定する方式を取っている性格上、締め込み時に若干構図が上方向にずれます。特に雲台を傾けている場合はナナメ方向にずれますのでマクロなどで厳密なフレーミングをする場合、馴れが必要です。

長所
・なんと言ってもスリックSBHシリーズのスムーズな操作性
・円形ノブ採用による究極のユーザインターフェイス
・ひとつのノブで3ウェイすべて調整可能
・独立回転の中段リング
・大型雲台とベストマッチの大型雲台取り付け部
・UNC1/4、3/8インチねじ両対応の雲台取り付けねじ(受け部)
・カタログ値、10kgの耐荷重でカメラをしっかりサポート

短所
・物撮りには向かない??シルバー塗装^^;<個人的には気に入ってます。
・自由雲台としてはやや重い?
・固定方式の性格上、マクロ域では締め込み時に微妙に構図がずれること有り。
・人にぶつけると頭割れます。取り扱いに注意。

まとめ
自由雲台としてはやや重い部類に入りますが、耐荷重10kgのスペックが繰り出す安定性はもはや自由雲台の世界ではありません。また、マクロ域では雲台締め込み時に若干構図にずれが生じることもありますが、その操作性はさすがはスリックが開発に芯骨注いだSBHシリーズ。快適としか言いようがありません。カルマーニュの700番代以降をお使いの方、絶対お勧めです。

締め込みの力が簡単な操作で一気にゼロになる正確があるので、一脚など、カメラを支えるフリクションをコントロールしたい場合には向かないかもしれません。その場合、これまたすばらしい同社のSBH-1003自由雲台をお勧めします。

Velbon Neo Carmagne 730 3段カーボン三脚

tn_DSC02216_filtered_800.jpg
(2004年11月15日新品購入)


購入小話
ひょんなことから中古でゲットしたマイクロ60mmF2.8とシグマ70-200F2.8HSMを有効に使おう!とベルボンLuxiFから三脚のアップグレードを決意。やっぱり換算300以上の大口径望遠レンズや等倍近いマクロ撮影にはしっかりした三脚が必要ですね〜。安定感が違います(笑)。

さて、この三脚ですが実は購入直前まで、同じベルボンのエルカルマーニュ630か640を買おうと思っていました。理由はレバーロックの方が使いやすそうだからです。しかしながら、70-200HSMに2xテレコンをつけて、APS-Cデジタルで撮ると換算600mmの超望遠です。さらにマージンを設けてゆったり撮りたかった私は、その上の730に目をつけてしまった…。これを検証すべく、新宿のヨドバシカメラ3脚コーナーに赴き、いろいろ触りまくった上、店員さんにも話をききまくり、結局、730の安定感と思いのほかまわしやすいロックナット機構に負けて1ヶ月後に購入。結論を先に書いてしまいますが、買ってよかった^^。

所感
「やっぱり730にしてよかったなぁ」これがしばらく使ってみての素直な感想です。何がよいかというと、すばり「余裕」。現在私が使っているレンズ群では有り余る余裕を感じます。カメラを載せて、少し寄りかかるような体制になってもびくともしません^^。70-200F2.8クラス+テレコンやサンニッパクラスまでなら、大丈夫でしょう。ヨンニッパクラスでも十分いけると思います。

この三脚のいいところはいろいろありますが、まずはそのパイプ径と大きさからくる自由度と安定感です。私は身長が182cmぐらいありますが、この三脚+SBH-550の組み合わせだと、いっぱいに伸ばしたときには背伸びをしてぎりぎりファインダーがのぞけるかどうかというところです。さらにローアングルはほんとに地面すれすれまで下げられ、足りない場合は自由雲台の首を90度折って、三脚を地面に寝かせてしまいます。このため、脚立を使わないシチュエーションならほとんどすべての高さに対応できます。エレベータを使わない場合でこの高さを確保できるので、エレベータシャフトは購入以来はずしっぱなしです^^;(それでも10cm程度の高さ調整ができるのがさらに便利!)。さらにパイプの剛性感が高いので、パイプをちじめるほかに、付け根の開き角(通常・ミドル・ローの3段階切り替え)によって高さを調整しても、十分な安定感が確保できます。とっさに数十センチカメラを下げたいときなどには重宝しています。

つぎにすばらしいのが、インナージットパイプ機構による、パイプ回転の防止です。具体的にどんなときにすばらしいかというと、足を伸ばすとき。通常、三脚の足は、継ぎ目でそれぞれ回転してしまうので、ロックナットタイプの足の引き伸ばしは一段ずつ行う必要があります。しかしながら、この三脚は上記の機構によって2段目の足の独立回転を防止、一気に2つのロックナットをまわして緩めることができるんです。しかもロックナットの形状がすばらしく、まさに2つ同時に回してくださいといわんばかり。惚れました。この機能がなかったら、パイプ系を落としてレバーロック式か、もしくはSLIKや海外の製品を購入していたかもしれません(マジで)。さらに、脚の先端のプラスティック部分を回転させていくとスパイクが出現します。これはアウトドアでは大変便利。もっとやわらかいゴム式の回転部分も用意してほしかったですが、ベルボンのこういった機能には本当に頭が下がります。

さて、こんなすばらしい三脚ですが、いくつか改善してほしい点もあります。まず、カーボン三脚なのに、標準でヒートンがついてこないこと(一つしたの630にはついています)。といっても、これは三脚にある程度自重があることと、ローポジション時のエレペータパイプと地面の間にヒートン用のスペースを確保するなら、少しでもエレベータを長くして、調整範囲を広げようとしたメーカーの努力とみなします。次に、ローアングル時に使う脚の付け根のラチェットのロックですが、一旦ひきあげてしまうと、脚を全開にしない限り下がりません(笑)。くだらないんですが、あがりっぱなしになっていると精神的にきもちわるいかも。

あとはあたりまえですが、ちょっと大きいですね^^;。特にローポジションにしたときには結構広がるので、花のマクロをとるときなどは、周りの人に絶対に迷惑をかけないように、周りに気を使いましょう。また、脚が長い分、カメラが果断などから離れてしまう場合があるので、望遠マクロ以外の人はそこも考慮する必要があります。カメラバッグに装着できるのも、この三脚が限界ぎりぎりのサイズだと思います。

あ、雲台の取り付けねじが3/8インチ!(国産の小型・中型三脚は1/4インチねじ)ってのもはまりやすいトラップかも…^^;。

長所
・抜群の安定感。<最高!
・インナージットパイプによる、脚の引き出しやすさ。
・長いウレタングリップで持ち運びもらくらく。
・パイプ径が十分確保されているので、脚を開いて高さ調整も可能。
・身長180cmオーパーの人でも十分な高さ。
・エレベータパイプを常時分割していても十分な高さ。
・ローポジション時には驚くほどの低さ。
・いざというときに現れる、スパイク。
・室内物撮りなどでも十分活用できる安定性。

短所
・雲台取り付けねじが3/8インチ。<アクセサリ関連が使えないときが…。
・ヒートンなし。<自作で十分カバーできます。
・やっぱりちょっとでかいかな?と思うときはあります^^;<縮長70cm。
・ローポジションでやや大きめ。
・ローポジションで大きめなので、花などに近づけない恐れあり。

まとめ
結局のところ、大きいなりのメリット十分。すばらしいです。「三脚はカメラを支えているのではない。三脚は写真そのものを支えている。」という言葉はまさにこのことでしょう。特に望遠レンズ好きには十分お勧めできる製品です。

なお、マクロレンズ派はこの三脚と、もう一回り小さい三脚を2本持って、周囲の込み具合によって使い分けるのがいいでしょう。私も花マクロ用にエルカルマーニュ630か530あたりを検討中です(笑)。

SLIK SBH-1003 自由雲台

tn_DSC_4471_800.jpg
(2004年12月新品プレゼント)


購入小話
1脚用に小型の雲台がほしくて導入。おもに犬やスポーツ、乗り物などを撮影してみようと計画中^^。すでにこのとき手元にあったSLIK「SBH-550」を兼用しようかとも思いましたが以下の難点があることに気がつきました。 1)SBH-550はフリー状態から一気にロックされるため、中間の固定力が使いにくいです。 2)SBH-550は500gあるので手持ちの1脚だと相当トップヘビーになってしまいます。 3)SBH-550は通常Velbonのネオカルマーニュ730と組み合わせて使っている都合上3/8インチねじ穴にセッティングされています^^;。これを使うごとに1/4インチアダプタをかませるのはちょっとめんどくさいです(笑)。

結局、以上の理由を改善するためには、「中間固定力がある小型の1脚専用雲台を導入することがベストである」 という結論に(笑)。ちょうど連れがクリスマスプレゼントをくれると言い出したので、すかさず「自由雲台!」と答えてサクっと導入が決定しました。

所感
操作性はきわめて良好。はっきりいって値段以上の価値を感じます。SLIKの自由雲台はつまみが円柱状になっているのでファインダーをのぞきながらでも十分にまわしやすく、奥に回して緩める場合も、手前に回して締める場合でも、思い通りに操作することができます。このあたりのつくりは100点以上の満足度があります。

概観はストイックなつくりで、塗装も十分に行われています。ボールの加工も高級感があってすぐに傷口からさびてきそうなチープ感はまったくありません。また、ここでもさらに円柱状のつまみにしっかりとグリップゴムが巻かれていて、操作性をさらに高いものにしています。上部のカメラ受けの部分は本体が小さいこともあってやや小ぶりですが、クイックシューを使う分には十分といえると思います。しかしながら、カメラに直接取り付ける場合は半径がやや小さめなので、締め込みの際に少し取り付けにくいかもしれません。

べた褒め状態に近いこの雲台ですが、ちょっと残念なところもあります。ひとつは新品状態にもかかわらず、若干の傷(へこみ?)が数箇所にあったことと(笑:上の写真のSLIKロゴマーク上部のハイライト部分)、雲台ボールの倒れ切り込み?が、本体部分と独立して回転できないところです(SBH-550などのシリーズでは切り込み部分が独立して回転できます)。つまり、つまみの位置と、切れ込み位置の関係が固定されます。

といっても、1脚と使うにはまったく問題ない仕様ですけど。もし三脚とあわせて利用する場合は自分の使い方に十分フィットするか検討する必要があるでしょう。ちなみに、自由雲台のつまみは通常左側に置いて操作するので、下を向けるときはほとんど問題がないと思います。よって三脚で使う場合、見上げる構図や縦位置の使い勝手に影響があると思われます。

長所
・1脚にベストフィットの大きさと重さ。
・中間の固定力が使える。
・SLIK自由雲台に共通の円筒形つまみ。これ最高。
・比較的リーズナブルな値段(実売約5000円程度)。
・ストイックなデザインとカラーリング。
・非常にスムーズな動作。

短所
・本体と切れ込み部が固定されていて、つまみ左側に対して前方にしかカメラを倒すことができない。
・新品からなぜかへこみが(笑)。
・カメラ側の固定ねじ径がやや小さめ。<クイックシューにより解決

まとめ
唯一の欠点はつまみと切れ込みの部分の位置関係が相対的に固定されているということです。しかしながら、これは1脚との利用によってはデメリットになりません。よってこの雲台はベスト・オブ・1脚用自由雲台といえるでしょう。中間固定力をうまく利用すると、力を入れると動くけど、シャッターを押すときにはぶれない最強1脚計画が発動できます。

みなさんも1脚用にぜひどうぞ。

SLIK プロミニIII

tn_DSC_2206_800.jpg
(2004年10月30日新品購入)


購入小話
マイクロ60mmを購入し、テープル撮影用品として4000円前後で購入。

等倍に近いマクロ撮影ではF22に絞っても画面全域にピントを併せることは難しいです。よって花の撮影などではボケ味を生かした開放付近を活用するのが最近の流れみたいです。が、物撮りでしかもディテールをしっかり伝えたいときは絞ることが必須となります。 そうすると手持ちは実質上不可能にT_T。特にビギナーの室内撮影では照明も部屋の電気ぐらいな物で三脚が無いと本格的に撮影不可能です。

「ミニ三脚といえばコレ」というほど人気が高いらしく、ほとんど迷うことなく決まりました。三脚ケースがついてくるところも意外とニクイ演出です。

所感
特に高級感は無く、値段相応といった感じ。この三脚は使い倒してナンボといった部類の機材です。

とはいえ、小型軽量でバッグの隅っこに突っ込んでおけば、意外なところで役に立ちそうです。車のボンネットなどの上にカメラを設置できるので、そういった旅行にもいいでしょう^^。

また、開いた脚を胸につけてカメラを固定する「チェスト」といったテクニックを使うと手ぶれ予防もできます。

長所
・小型軽量
・設置時間10秒
・自由雲台標準装備
・ケース付

短所
・吸盤の必要性はあんまり…

まとめ
カメラバッグの端に忍ばせ、ガンガンつかっていく方向で考えるとうまくいく機材です。とりあえず三脚がバッグに入っているといった安心感も大きいです。創意工夫で幅の広い使い方が出来る、ある意味究極の三脚かもしれません^^。



tn_DSC_2590.jpg
現在では付属の雲台をSBH-1003に換装。微妙なマクロ撮影も超快適です。

SLIK モノポッド300

tn_DSC_2222_800.jpg
(2004年05月07日新品購入)


購入小話
スポーツなどを撮ってみたいということで調査開始。さらに運動会など三脚を置くスペースが無い場合や、三脚の利用が禁止されているところでも活躍するらしいということで購入を決意。なんていったって実売2000円の低価格!ヨドバシポイントで購入。エツミの1000円程度の自由雲台を取り付けています。

所感
超望遠時の三脚との組み合わせにも期待していますが、使い倒しが甘いので後日改めて記載します。

長所
・実売2000円の低価格
・何気に持ちやすいハンドストラップ付
・調整しやすいレバーロック式

短所
使い倒しが甘いので後日改めて記載します。

まとめ
使い倒しが甘いので後日改めて記載します。

Velbon ULTRA LUXiF

tn_DSC_2187.jpg
(2004年05月07日新品購入)


購入小話
三脚が無いと絞り込んだ撮影が出来ないことがわかり購入。最初の1本目かつD70本体+レンズであまり大きな予算を避けなかったため、1〜2万円の予算でヨドバシで購入。実質1万円ぐらいでした。買うときに馬場著、デジタル一眼レフカメラ入門を参考に。

所感
外見よりずっとしっかりしているつくりはさすが老舗ベルボン。D70で焦点距離200mm以内の撮影だったら結構使えます。300mm域でも数枚取っておけば何とか使える感じ。たたむと非常にコンパクトになり、エツミ DR-4 3ウェイバッグ底部にも装着可能。よって広角の風景撮りや晴天時屋外等ではそこそこ活躍しています。カタログや書籍でもあまり触れられていないのですが、付属の1ストップ2ハンドル雲台はかなり使いやすいです。通常の3ウェイ雲台と違ってパンとチルトが同一ハンドルで操作できます。コレは本当にすばらしいです。さらにこの雲台は水平ハンドルを左に付け替えることによってカメラを右倒しにも出来ます。
しかしながら、この三脚の最大の売りであるダイレクトコンタクトパイプシステムは、三脚初心者には大変わかりやすい構造なんですが、設置後の高さ調整がむずかしいといった難点があります。さらに最大パイプ径24mmとはいえ、やはり5段三脚なので、脚を最大まで伸ばすと全体的な安定性は落ちてきます。
とはいえ、ローポジション時には安定感がさらに高まり、低い位置なら本格的なマクロ撮影もこなせます。ベルボンの雲台に特徴的な3軸水平器とクイックシューシステムが標準で装備されている点も見逃せません。

長所
・小型軽量で持ち歩きに便利
・最大パイプ径24mmで外見から見るよりよっぽどしっかりした安定性
・本格的なつくりでローポジション対応
・1ストップ2ハンドル雲台付属
・3軸水平器標準装備
・クイックシュー標準装備
・全高161cmで大人の男性でも何とか目線に届く高さ
 (但し、エレベータを最大に伸ばしたとき)
・実売1万円ちょっとの買いやすい価格
・三脚ケース付属

短所
・やはり5段小型三脚T_T。脚を最大まで伸ばすとやや不安定に
・ダイレクトコンパクトパイプシステムなので設置後の高さ変更がつらい
 (この構造は石突をまわして高さを変更します)
・三脚ケースのベルトが短い上に、長さ調整不能T_T

まとめ
低価格入門(旅行用)三脚としては非常によく出来ている印象。実際にかなり使いやすく、特に雲台は上位三脚であるカルマーニュ400シリーズに使われている実績があります。開脚できる写真用三脚としては低価格で、コストパフォーマンスに優れます。ローポジション多用派にもオススメ。
しかしながらやはり実力以上の仕事は期待できないので、用途に併せて一脚や中型以上の三脚が必要になってきます。特に長時間露光や200mm以上の望遠、室内撮影を考えている場合は頑丈な三脚と併せて使う必要がありそうです。車に積みっぱなしなどといった使い方もありでしょう。

Velbon 三脚プロストラップL(改)

tn_DSC_2356_320.jpg
(2004年11月15日新品購入および改造)


購入小話
ベルボンのレッグシューポケットというナイスな三脚ストラップがあるのですが、お店に行ったらベルボンのネオカルマーニュ730では足の部分がかなりきつそうな予感が…。ということでプロストラップLとシスコのツールホルダーを組み合わせて作ってしまうことになりました。

所感
普通、三脚ストラップは雲台付け根と足の部分にストラップをまきつけて使いますよね^^。これだと雲台がむき出しで危ないのと、ボールヘッドの部分に砂などがかみそうなので手元にあったツールホルダーを合体させてみました。同じようなアイディアの商品にレッグシューポケットというベルボン純正の製品があるのですが、こちらは足の部分をすっぽりはめ込むようになっています。私も最初こちらを買いに行ったのですが、どうも大型三脚にはサイズは小さいようで…。

しかも、通常三脚は雲台を下にして持ち歩くほうが安定します。よってホルダー部分に雲台をすっぽりはめ込んで、三脚をさかさまに入れられるようにすると…これがかなり快適です。人ごみあり、渓谷ありの1年間以上に及ぶフィールドテストでもホントに快適そのもの。三脚を使っている間はホルダーの中にストラップをしまった上で、カラビナで腰やバッグにつけてます。ちょっとした小物入れにもなるので(というか本来の使い方^^;?)一石二鳥です。

長所
・見た目が結構おしゃれです。
・ネオカルマーニュ730にもELカルマーニュ640にもフィットします。
・ネオプレーン製のストラップで背負いごこちはかなりいいです。
・大変バランスが良く、長時間肩にかけていても苦になりません。
(渓谷を10kmぐらいは楽勝です。)
・自作ですので、大変安価です。

短所
・たぶん3ウェイ雲台には向かないとおもわれます…^^;。
・三脚に付けっぱなしで使えないのが短所といえば短所なのかな?ベルトの途中を三脚にくくりつければつけっぱなしOKかも。

まとめ
市場にある商品が自分の使い勝手に合わないことから自作した今回の機材ですが、びっくりするほど効果バツグンです。そのうちどこか製品化してくるんじゃないですかね…。自由雲台派な方は是非試してみてくださいませ。ホントに快適ですよ!!

Velbon QRA-635L(黒) クイックシュー

tn_DSC_2385.jpg
(2004年11月15日新品購入)
(2004年12月もう1個、新品購入)
(2005年04月さらにもう2個、新品購入)


購入小話
以前の職場?でビデオカメラについていて大変重宝したのがクイックシューでした。よってスチルカメラでも役に立つこと間違いなしと判断し、最初から購入。しかもこの手の用品は付け替えが面倒だし、そもそも面倒を改善する用品なので必要個所には全て装着することにしています。

所感
実のところ、三脚を利用する際に一番大敵なのが『面倒』という二文字。三脚を利用すれば、安定した構図、必要な被写界深度、手ブレの防止を予防し、一段広がった写真表現を手に出来るのは皆さん知っているはずです。もともとの表現意図が手持ちで足りる場合はよいのですが、三脚を使ったほうがイメージに沿った表現が出来るのに、面倒だという理由で、手持ちで出来る表現に切り替えてしまうといったことも多いのではないでしょうか?これは、三脚を持ち歩いている割には使わないということにも通じます。

クイックシューはこの面倒を劇的に改善する用品です。特にこのベルボンのマグネクイックシューは十分に軽量で剛性も高く、取り付けも簡単です。ネジ部分は専用工具が収納されているタイプで、これを手回ししてもヨシ、ペンチで回してもヨシの2ウェイタイプです。一方、スリックの製品も店頭で触ってみましたが、取り付けネジの取っ手の厚みが少なく、手が痛かったのでやめました。

2ウェイの水準器が内蔵されていることはとても評価できます。特に通常、自由雲台には水準器が内蔵されていないため、これらを組み合わせる際にはとても効果があります。
しかしながら、超望遠・重量クラスの機材を固定する場合、シューの表面と、ベースの裏面の両面に滑り止めラバーが利用されている関係から若干のたわみが出る場合があります。超望遠でスローシャッターを切る場合は、設置した後、レンズを軽く揺らして見るなどしてこの程度を確認してから撮影に望む姿勢が必要でしょう。

長所
・小型・軽量の割につくりがしっかりしている。
・しっかり締められるカメラネジ部。
・内蔵の2ウェイ水準器。
・カメラ回転防止のための内蔵止め具。
・作りの良い、ワンタッチ取り外しレバー。

短所
・ねじ回し部が完全に分離する構造にしなくても良かったような?
・はがれやすい表面加工。ぶつけると削れます。

まとめ
このコンパクトさに必要な機能と性能を詰め込んだすばらしい撮影用品のひとつです。撮影者の面倒を徹底的に排除することで、三脚の重要性を活用するための道しるべとなりうる重要なパーツであるといえます。

超望遠域では若干たわみが気になることがありますが、緩み防止の止め具などが設置されていたり、必要な肉抜き加工で軽量化をしてあったりと、ユーザーへの配慮が随所で見られ、とても好感触です。三脚とともにベルボンを支えるヒット商品であることが伺えます。