SLIK SBH-550 自由雲台
(2004年11月15日新品購入)
購入小話
大型三脚ベルボンネオカルマーニュ730とセットで購入。以前、兄から「自由雲台ならスリックのSBHシリーズははずせない」と聞き、量販店で触った経験から購入するならこのシリーズと決めておりました。購入の最低ラインは70-200F2.8+2xテレコンで快適に利用できること。さらに、せっかくの大型三脚導入なのでここはサンニッパもいけるようにSBH-550を選択しました。予想通り快適です。定価が21000円と気になるところですが、ヨドバシでの実売は15000遠弱。三脚のポイントを投入すれば実売は1万円を切り、なかなか手ごろです。
所感
手持ちの機材では今のところ70-200F2.8+2xテレコンの合成400mm、35mm換算で600mmが最長ですが、雲台能力としては余裕で対応できています。また、このSBHシリーズの操作は噂にたがわぬスムーズさ。特に載せる機材が軽量のときは雲台のフリクションが大きいと操作がとても気になるものですが、この雲台はノブを軽く緩めるだけでフリクションが完全にフリーになり、意図したところにきちんとカメラを持っていくことができます。
また、このSBHシリーズはノブが円形であるところも大きなポイント。T時ノブのように上下・表裏がないので画面をのぞきながらでも左手で簡単に操作できます。また、前後・左右・回転方向と3ウェイをひとつのつまみで調整できるのでかなりすばやく操作を行うことができます。ベルボンの水準器つきマグネクイックシューと組み合わせると何気に水平だしもすばやく行えます。三脚のエレベータノブ(通常、撮影時手前にきます)に雲台取り付け面のパン角度指標を合わせておけば、パン角度も測定しながらカメラの方向を決めることもできます。また、雲台本体とは別に、中段部の倒し切れ込みが入ったリングが回りますので、ノブを左側などに固定したまま縦構図やハイアングル、ローアングルなど、カメラの首を自由に向けることができます。
ただ、この重さは気になる人には気になるかも知れません。オールアルミですので、590gあります。とはいえ、3ウェイ雲台に比べればかなり軽量なんですけどね^^;。また、自由雲台としてはねじ込み時の構図ずれが少ない部類のようですが、下からボールを押し上げて固定する方式を取っている性格上、締め込み時に若干構図が上方向にずれます。特に雲台を傾けている場合はナナメ方向にずれますのでマクロなどで厳密なフレーミングをする場合、馴れが必要です。
長所
・なんと言ってもスリックSBHシリーズのスムーズな操作性
・円形ノブ採用による究極のユーザインターフェイス
・ひとつのノブで3ウェイすべて調整可能
・独立回転の中段リング
・大型雲台とベストマッチの大型雲台取り付け部
・UNC1/4、3/8インチねじ両対応の雲台取り付けねじ(受け部)
・カタログ値、10kgの耐荷重でカメラをしっかりサポート
短所
・物撮りには向かない??シルバー塗装^^;<個人的には気に入ってます。
・自由雲台としてはやや重い?
・固定方式の性格上、マクロ域では締め込み時に微妙に構図がずれること有り。
・人にぶつけると頭割れます。取り扱いに注意。
まとめ
自由雲台としてはやや重い部類に入りますが、耐荷重10kgのスペックが繰り出す安定性はもはや自由雲台の世界ではありません。また、マクロ域では雲台締め込み時に若干構図にずれが生じることもありますが、その操作性はさすがはスリックが開発に芯骨注いだSBHシリーズ。快適としか言いようがありません。カルマーニュの700番代以降をお使いの方、絶対お勧めです。
締め込みの力が簡単な操作で一気にゼロになる正確があるので、一脚など、カメラを支えるフリクションをコントロールしたい場合には向かないかもしれません。その場合、これまたすばらしい同社のSBH-1003自由雲台をお勧めします。

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